13 「NIBPモニタリング」の章に、次の項を追加します。
使用目的
MRI対応生体情報モニタリングシステムの使用には、互換性のあるNBPカフの接続が必要です。
MRI対応生体情報モニタリングシステムは、MR検査中の患者のバイタルサインをモニタリングし、ゲーティング信号
を出力してMRIスキャナを同期させることを目的としています。MRI対応生体情報モニタリングシステムは、有資格の
医療従事者による使用を目的としています。
MRI対応生体情報モニタリングシステムでは、バイタルサインパラメータとして非観血血圧をモニタリングできます。
使用の適応
NBPカフは、MR検査中に非観血血圧モニタリング(収縮期圧、拡張期圧、および平均血圧)が必要な場合に使用する
ことを目的としています。
14 「保守およびトラブルシューティング」の章の「クリーニング、消毒、および破損の有無の点検」の項に記載の「アク
セサリのクリーニング、消毒、および点検」にある内容を次のように変更します。
クリーニングを行いながら、アクセサリに破損がないかどうかを点検します。アクセサリは、使用およびクリーニング
中に破損する可能性があります。使用前には必ず、次に示す破損の兆候がないか、アクセサリとパッケージを注意深く
点検してください。
アクセサリに次のような破損の兆候が認められた場合、製品の耐用寿命に達したものとみなされます。
• ひび割れ、穴、裂け目、溝、切れ目など。
• コネクタの裂け目またはその他の破損の兆候(折れ曲がりやピンの破損など) 。
• クリーニングの手順を実行しても取り除くことができない汚れ。
ディスポーザブルのアクセサリは、使用後に必ず廃棄してください。
15 「保守およびトラブルシューティング」の章の「クリーニング、消毒、および破損の有無の点検」の項に記載の「アク
セサリのクリーニング、消毒、および点検」にある警告事項を次のように変更します。
警告:ひび割れ、裂け目、切れ目、溝があると、標準のクリーニング手順が妨げられ、患者やスタッフが危険にさらさ
れるおそれがあります。使用前には必ず、アクセサリとパッケージに破損がないか、注意深く点検してください。アク
セサリに破損の兆候が見られる場合は、直ちに使用を中止してください。
16 「保守およびトラブルシューティング」の章の「クリーニング、消毒、および破損の有無の点検」の項に記載の「アク
セサリのクリーニング、消毒、および点検」に次の注意事項を追加します。
注意:液体の侵入を防ぐため、自動洗浄機を使用してのアクセサリのクリーニングは控えてください。
17 「保守およびトラブルシューティング」の章の「クリーニング、消毒、および破損の有無の点検」の項に、次のトピッ
クを追加します。
アクセサリのクリーニングおよび消毒
本項は、全てのリユーザブルのSpO
クセサリについては、使用前および患者への使用ごとにクリーニングと消毒を行ってください。
注意:アクセサリを水没させたり、液体に浸漬しないでください。また、液体や汚れがアクセサリに侵入しないように
してください。アクセサリが破損するおそれがあります。アクセサリはモニタリング機器に取り付けたままの状態で作
業を行います。
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クリップ、ECGケーブル、NBPカフおよびチューブに適用されます。これらのア
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Expression MR400 MRI 対応生体情報モニタリングシステム、ユーザーズガイド補足