3M™ 分子検出スピードローダートレイの準備
1. 1~5%(v/v in water)の家庭用漂白液で湿らせた布で、3M™ 分子検出スピードローダートレイを拭きます。
2. 水で3M 分子検出スピードローダートレイを濯ぎます。
3. 使い捨てタオルで、3M 分子検出スピードローダートレイを拭きます。
4. 使用前に、3M 分子検出スピードローダートレイが乾燥していることを確認してください。
3M™ 分子検出チルブロックインサートの準備
3M™ 分子検出チルブロックインサートを使用する前に、3M™ 分子検出チルブロックトレイにセットし、使用前に冷凍室
内(-10~-20°C)に少なくとも2時間保管してください。使用のために冷凍室から3M 分子検出チルブロックインサートを取
り出す際に、3M 分子検出チルブロックトレイを一緒に取り出します。3M 分子検出チルブロックインサートと3M 分子検出
チルブロックトレイは20分以内に使用してください。
3M™ 分子検出ヒートブロックインサートの準備
3M™ 分子検出ヒートブロックインサートをドライダブルブロックヒーターユニットに入れます。ドライブロックヒーター
ユニットをオンにして、温度を100±1°Cに設定します。3M 分子検出ヒートブロックインサートが設定温度に達したら、温
度を維持します。
注記:使用するヒーターユニットにより、3M 分子検出ヒートブロックインサートが設定温度に達するまでに約30分かか
ります。適切な較正済みの温度計(例:浸線付温度計またはデジタル熱電対温度計。全浸没温度計は使用しないこと)
を指定の部位に設置し、3M 分子検出ヒートブロックインサートが100±1°Cであることを確認します。
3M™分子検出装置の準備
1. 3M™ 分子検出ソフトウェアを起動して、ログインします。
2. 3M 分子検出装置をオンにします。
3. 各検体のデータを含む検出結果を作成、編集します。詳細については、3M 分子検出システムユーザーマニュアルを参
照してください。
注記:3M 分子検出装置は、反応チューブと共に3M 分子検出スピードローダートレイを入れる前に60°Cまで加熱され、
保温されている必要があります。この加熱ステップには約20分かかり、装置のステータスバーがオレンジ色に点灯しま
す。装置の準備ができると、ステータスバーは緑色に変わります。
ライシス
1. ライシス(LS用)チューブは、作業台のラックに2時間以上静置して、室温(20~25°C)に戻します
2. インキュベータから増菌培地を取り出し撹拌します。
3. 各検体および陰性コントロールにつきLS用チューブ1本が必要です。
3.1 LS用チューブのストリップは、必要なLS用チューブ数に合わせて分割できます。各LS用チューブまたは8連チューブ
のストリップの数を選択してください。LS用チューブを空のラックに置きます。
3.2 交差汚染を回避するため、LS用チューブのキャップは一度に1ストリップずつ外し、移注ステップごとに新しいピペッ
トチップを使用してください。
4. 以下に記載のとおり、増菌した検体をLS用チューブに移注します。
最初、増菌した各検体を各LS用チューブに移注します。最後にNCを移注します。
4.1 3M™ 分子検出キャップ/デキャップツール - 溶解を使用して、LS用チューブのキャップを一度に1ストリップずつ
外します。ツールの横にキャップがついた状態で、清潔な表面に置きます。
4.2 検体20μLをLS用チューブに移注します。
4.3 各検体が、ストリップの対応するLS用チューブに添加されるまでステップ4.2を繰り返します。
4.4 3M 分子検出キャップ/デキャップツール - 溶解を使用して、LS用チューブのキャップをストリップごとに再度取り
付けます。ツールの丸い方を使用して、キャップがしっかりと嵌まるよう前後に動かして圧力をかけます。
20 µL
30 µL
LS用チュ
LS tube
ーブ
LSラック
LS rack
7
JA
(日本語)
(a)
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