内視鏡の吸引、 洗浄、 注入機能の点検
吸引バルブと洗浄/注入バルブの両方を押して、 吸引バルブと洗浄/注入バルブが期待ど
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おりに機能することを確認します。 洗浄/注入バルブの開口部を覆い、 対応する機能が
正常に動作することを確認します。
4.4. aScope™ Duodenoの操作
内視鏡の挿入 9
適切なマウスピースを挿入し、 患者の歯または歯肉の間に配置します。
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内視鏡を挿入する前にエレベータが上がっていないことを確認して ください。
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必要に応じて、 医療グレードの潤滑剤を挿入部に塗布します。
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内視鏡画像を見ながら、 内視鏡の遠位端をマウスピースの開口部から挿入し、 次に口から
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咽頭へ挿入します。 挿入部を、 挿入部の制限マークを超えて口に挿入しないでください。
内視鏡の保持と操作
内視鏡の制御部は、 左手で保持するように設計されています。
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吸入/洗浄バルブと吸引バルブは、 左の人差し指で操作できます。
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上下角度制御ホイールとエレベータ制御レバーは、 左手の親指で操作できます。
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右手で挿入部と左右制御ホイールを自由に操作できます。
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遠位端の角度
必要に応じて、 角度制御ホイールを操作して、 挿入と観察にあたって遠位端を誘導し
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ます。
内視鏡の角度ロックレバーは、 角度調整をした遠位端を所定の位置に保持するために使
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用します。
注入/洗浄
注入/洗浄バルブの穴を覆い、 注入/洗浄バルブから遠位端に空気を送ります。 注入/洗
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バルブ弁を押して、 水を対物レンズに送ります。
液体の注入
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aScope™ Duodenoの上部にある作動チャネルポートへ液体を充填したシリンジを挿入す
ることで、 作動チャネルを通じて液体を注入できます。 シリンジを作動チャネルポートへ
完全に挿入して、 プランジャを押して液体を注入します。
このプロセスの間、 吸入を行わないこと。 なぜなら、 これにより注入された液体が吸入
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収集システムへ向かうためである。 すべての液体がチャネルから排出されように、 約5秒
間、 空気でチャネルをフラッシュします。
吸引
吸引バルブを押して、 内視鏡の画像を阻害している余分な液体や細片を吸引します。
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最適な吸引能力を得るために、 吸引前にはアクセサリを完全に取り外すことを推奨し
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ます。
内視鏡アクセサリの挿入
必ず、 aScope™ Duodenoに対して適正なサイズの内視鏡アクセサリを選ぶようにして くださ
い。 使用前に、 内視鏡アクセサリを検査して ください。 その操作性または外観に欠陥がある
場合、 交換して ください。 内視鏡アクセサリを作動チャネルポートへ挿入して、 モニタに表示さ
れるまで、 作動チャンネルを注意深く前進させます。
aScope™ Duodenoと互換性のある内視鏡アクセサリを選択して ください。 操作説明につ
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いては、 アクセサリの取扱説明書を参照して ください。
エレベータ制御レバーを 「上」 方向に動かしてエレベータを上昇させます。
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上下および左右の角度ホイールを固定させます。
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