操作説明
内視鏡の末端、 挿入チューブ、 曲げ部分、 制御部、 核部、 内視鏡コネクタを打ったり、
•
ぶつけたり、 落としたりしないでください。 また、 内視鏡の遠位端、 挿入チューブ、 屈
曲部、 制御部、 核部、 または内視鏡コネクタを、 過度の力で曲げたり、 引っ張ったり、
またはねじったりしないでください。 内視鏡が損傷し、 患者の傷害、 火傷、 出血、 穿
孔の原因となるおそれがあります。 また、 内視鏡の部品が患者の体内に落下する原
因にもなります。
LEDが点灯している間は、 内視鏡の遠位端を直視しないようにし、 または患者の目が
•
内視鏡の遠位端に向かわないようにして ください。 内視鏡アクセサリを挿入するとき
は、 目を遠位端から遠ざけて ください。 目に怪我をするおそれがあります。
この機器に対する変更は許されていません。
•
点検の前後には、 内視鏡の照明を付けたままにしないでください。 これが守られな
•
い場合、 LEDが鎮静患者の開いた眼に向けられ、 網膜火傷を引き起こす可能性があ
ります。
補助装置
本取扱説明書に記載されている以外の補助装置を組み合わせて使用する場合は、
•
医療施設が全責任を負うものとします。
真空ポンプに欠陥があると、 冷却性能が低下し、 内視鏡の先端で温度が上昇するお
•
それがあります。 予備の真空源が利用可能であることを確認して ください。
内視鏡の操作
力づくで、 または突然に、 角度制御を行わないでください。 角度の付いた曲げ部分
•
を強く引っ張ったり、 ねじったり、 回転させたりすることは、 絶対にしないでくださ
い。 患者の傷害、 出血、 穿孔につながる可能性があります。 また、 そうすることで、
点検中に曲げ部分をまっすぐにすることができなくなる可能性があります。 曲げ部分
の操作、 空気の供給、 吸引、 内視鏡の挿入部の挿入または引き抜き、 内視鏡アクセサ
リの使用は、 ライブの内視鏡画像を見ずに行わないでください。 または、 画像がフリ
ーズしたり、 拡大したりしているときにも、 これらを行わないでください。 患者の傷
害、 出血、 穿孔につながる可能性があります。
挿入部を、 突然に、 または過度の力で、 挿入、 引き抜き、 または操作しないでくださ
•
い。 患者の傷害、 出血、 穿孔につながる可能性があります。
曲げ部分を曲げたり所定の位置にロックしている間は、 内視鏡の挿入部を挿入した
•
り引き抜いたりしないでください。 患者の傷害、 出血、 穿孔につながる可能性があ
ります。
エレベータが上昇している間、 または内視鏡アクセサリが内視鏡の遠位端から伸び
•
ているときは、 内視鏡を挿入したり引き抜いたりしないでください。 患者の傷害、 出
血、 穿孔につながる可能性があります。
吸引チューブを、 吸引ポンプと内視鏡の吸引コネクタにしっかりと接続します。 吸引
•
チューブが適切に取り付けられていないと、 チューブから異物が垂れて、 感染症制御
リスク、 機器の損傷、 吸引能力の低下を招くおそれがあります。
水ボトルの滅菌水レベルが低すぎる場合は、 ボトルを新しいものと交換して くださ
•
い。 ボトルが空になると、 洗浄機能・冷却機能が失われる可能性があります。 これ
に備えて、 必ず新しい滅菌水ボトルを用意しておいて ください。
引き抜いた内視鏡の挿入部の表面に血液が予期せず付着している場合は、 患者の状
•
態を慎重に検査して ください。
内視鏡や内視鏡アクセサリの部品が、 機器の損傷や不具合により患者の体内に落下
•
した場合は、 内視鏡を使用しないでください。 内視鏡の使用を直ちにやめて、 すべ
ての部品を適切な方法で回収して ください。 これを行わないと、 患者に重大な傷害が
発生するおそれがあります。
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