4.2. 内視鏡の準備
各取扱説明書に記載されているとおり、 aBox™ Duodeno、 医療グレードモニタ、 吸引ポンプ、 お
よび注入器を準備して点検します。
滅菌水のボトルを用意し、 aBox™ Duodenoの前面 (左側) にあるボトルホルダーに配置し
•
ます。 レンズ洗浄水の場合、 選択する滅菌水ボトルの容量は最低1000 mlとすることが
推奨されます。 手技ごとに滅菌水の新しいボトルを使用する必要があることに注意して
ください。 3
aBox™ Duodenoの電源を入れます。 aBox™ Duodenoの設定と電源投入が完了すると、 シ
•
ステムは、 設定と情報メニュー、 および 「内視鏡を接続して ください」 という情報メッセー
ジを表示し、 準備ができたことを示します。 4
•
aBox™ Duodenoの電源投入に関する詳細情報については、 aBox™ Duodenoの取扱説明書を参
照して ください。
内視鏡のストレインリリーフをaBox™ Duodenoのコネクタスナップ内へスライドさせま
•
す。 5a
ぜん動ポンプの上部が露出するまで親指でふたをそっと押し上げて、 aBox™ Duodenoの
•
フロントパネルにある蠕動ポンプのハウジングを開きます。
ぜん動ポンプのローラーの周りにaScope™ Duodenoの洗浄チューブを慎重に配置し、 チ
•
ューブがねじれていないことを確認します。 洗浄チューブはポンプのローラーを覆い、 ロ
ーラーポンプの下を通る必要があります。
ぜん動ポンプのハウジングが閉じるまでハウジングのふたを押して、 ぜん動ポンプを閉じ
•
ます。 完全に閉じる前に、 洗浄チューブがローラーの両側のノッチ内に収まっていること
を確認して ください。
滅菌水のボトルからすべてのシールキャップ/カバーを取り外します。 プロセス水チュー
•
ブを滅菌水のボトルに挿入します。 (必要に応じて) 交換する前に、 チューブの端が水
ボトルの底に達していることを確認して、 ウォーターボトルから最大量の水を吸引できる
ようにし、 無駄を減らすようにします。
4.3. 内視鏡への補助装置の取り付け
aScope™ Duodenoは、 最も容易に入手可能で最も頻繁に利用される医療用吸引システムおよ
び液体管理システムと併用するように設計されています。
どの液体管理システムを選択したかに関わらず、 液体がシステムに侵入するのを防ぐために利用
される吸引キャニスタアセンブリの機能に、 オーバーフロー防止機構がなければなりません。
この機構は、 一般に、 「自己封止」 機構または 「遮断フ ィルタ」 などの機構として呼ばれます。
手技ごとに新しい吸引キャニスタおよび接続を使用する必要があることに注意して ください。
aScope™ Duodeno自体は陰圧を発生しないため、 システムを作動させるには外部の真空源 (壁
吸引や医療グレードの吸引ポンプなど) が必要になります。 aScope™ Duodenoの標準サイズ
の吸引コネクタに簡単かつ確実にフ ィッ トする限り、 公称直径の標準的な吸引チューブで十分
です。
このセクションで使用される用語は、 使用される各キャニスタが 「真空へ」 または 「患者へ」 と
いうラベルの付いた複数の接続ポートを有するという慣行に従います。 ただし、 ユーザー
は、 aScope™ Duodenoで使用するために選択された内視鏡液体管理システムに適用されるす
べての製造元の指示およびガイダンスに従う責任を負います。
液体キャニスタへの接続 6
患者の検査または手技を実施するには、 こぼれを防ぐため、 すべての液体容器 (滅菌水ボトル
など) がaBox™ Duodenoに適切かつ安全に接続されることにより、 安全な作業環境を維持す
る必要があります。 容器を指定の場所に置き、 本章の説明に従って接続します。 手技ごとに
新しい吸引キャニスタ/滅菌水ボトルを使用する必要があることに注意して ください。
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