不適切な使用
本製品の使用を始める前は、皆様の健康
と安全のため、本説明書に記載されてい
る注意事項をよくお読みください。
本来の用途が異なる自転車や器具に本製品を接続
しないでください。
集中的に使用すると温度が上昇に、発火する恐れ
があるので、ブレーキが冷えるのを妨げるような
衣服などを本製品の上に置かないでください。
トレーニングローラーは、必ず事前にスポーツド
クターによる健康診断を受け、万全の健康状態で
あることが確認されてからご使用ください。
ユーザーの健康状態や年齢、持久力に相応しくな
いトレーニングモードを選ばないように注意して
ください。
設定内容は、これらの器具に精通した責任者によ
るチェックを行ってください。
本製品は路面での使用状況を再現するものです。
自転車に乗った時の姿勢が適正か確認してくださ
い。
トレーニング中に強い疲労感や痛みを感じた時は
すぐにトレーニングローラーの使用を中断し、医
師の診断を受けてください。
シンボルとマーク
本説明書や本製品、梱包材には注意や義務、危
険、警告を知らせるためのマークやシンボルが使
用されていることがあります。
マーク
禁止:禁止されている作業や操作
を示しています。
危険:ユーザーおよびメンテナン
ス担当者よる注意を要する危険な
作業や状況を示しています。
注目:使用説明書は必ずいつでも
手の届くようにしておき、劣化し
ないように大切に保管する必要が
あります。
注意:特に重要な内容を示してい
ます。
参照規格
• 複数の本製品の設計・製造には、以下の国際
規格および国内法、さらに本製品使用時の安全
および環境に関する規則が適用されています。
• EN 60204-1:2018 機械類の安全性 - 機械の電
気装置
• EN IEC 61000-6-1:2019 電磁両立性指令 (EMC)
共通規格 - 住宅、商業及び軽工業環境におけるイ
ミュニティ規格
• EN IEC 61000-6-3:2021 電磁両立性指令 (EMC)
説明
共通規格 - 住宅、商業及び軽工業環境におけるエ
ミッション規格
• ETSI EN 300 328 V2.2.2 2.4GHz帯における広
帯域通信機の電波放射特性に関する規格
•
EN 62479:2010 電磁界への人体曝露に関する
基本的制限事項に対する低電力電気電子機器の
適合性評価
•
ETSI EN 301 489-1 V2.2.3 無線機器およびサ
ービスの電磁両立性 (EMC) - パート 1:一般的な
技術要件
• ETSI EN 301 489-17 V3.2.4 無線機器およびサ
ービスの電磁両立性 (EMC) - パート 17:ブロー
ドバンドデータ伝送システムの特別条件
• EN 60335-1:2012 + AC:2014 + A1:2019 +
A2:2019 + A11:2014 + A13:2017 + A14:2019 +
A15:2021 家庭用及び類似用途の電気機器の安全
性
本製品の説明と特徴
本製品は、
トレーニングしながら選ぶことのできる制動ト
ルク幅が広く、ペダリングによる出力のダイレ
クト計測と、極めてスムーズなペダリング、オ
ープンネットワーク規格への互換性が特徴です。
このペダリング負荷には、磁気制動トルクを生
み出すユニットが使われており、トレーニング
中の音が気になりません。
出力計測
本製品には、ペダリングによる出力を計測する
特許取得システムが搭載されています。ペダリ
ングによる出力を計測するエルゴメーターの原
理が用いられており、正確な数値が導き出され
ます。
ペダリングによる出力の計測誤差は±1%となっ
ています。
詳しい情報はメーカーのサイトを参照してくだ
さい。
ペダリングによる出力は、ドライブ装置
(カセットスプロケット) の下流側に取り
付けられたシステムによって計測されま
す。ドライブの手前に他の計測システム
(ペダルやペダルクランク) が設置される
ことがありますが、ドライブ自体の影響
を受けることがないので、異なる数値が
検出される可能性があります。
トレーニングローラーが制動できる出力領域が
非常に広いのが特徴です。必要なペダリング負
荷が領域を超えるような極端な状態 (高すぎる場
合や低すぎる場合) であっても、ローラーができ
るだけ上限もしくは下限に近い制動トルクを発
揮することで、モニター上に理論的な数値では
なく、ペダリングによって出力された実際の数
値が表示されます。
勾配シミュレーター
JP
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