指示を全部読んでから 作業を開始してください。
本書の図に示されている部品は、 作業する機種と異なる場合があり
ます。 図は複数の説明書に使用されているため、エンジンの機種に
よって異なる場合があります。 しかし、基本的な情報にまちがいはあ
りません。
注意! ホース接続インターフェースは、アメリカ管用ねじ (NPT) 取付
金具からOリングボス(ORB)取付金具に変更されます。 この変更によ
り、同梱のORB取付金具が用途で使えない場合、アダプタ取付金具
の使用が必要になる場合があります。 アダプタ取付金具を使用した
取り付けについては、最後のページの付属書1の取付説明書を参照
してください。
キット22381259の内容:
名称
ステアリングホイールアジャスタ
ねじ
ワッシャ
ロックナット
ステアリングポンプ
カバー
カバー
ねじ
ウッドラフキー
ロックナット
ORB取付金具*
アダプタ取付金具
取付説明書
キット22381257の内容:
名称
ステアリングポンプ
ワッシャ
ロックナット
ウッドラフキー
ロックナット
ORB取付金具*
アダプタ取付金具
取付説明書
注意!
* 倒立フレアメス継手へのORB2個とホース取付金具へのORB1個は
ホースのキットに含まれます。
ステアライングポンプのORB取付金具の取り付け
重要! 22381257または22381259ステアライングポンプ後部に
NPT取付金具を使用しないでください。 そうした場合、ステアリングポ
ンプに修理不可能な損傷をもたらしたり、液体の損失や構成部品の
分離を生じることがあります。 ORB式ステアリングポンプの適切な識
別については、 図2Bを参照してください。
1. 止まるまで反時計回りにロックナット(部品1、図A)を引きます。 注
意! Oリング全部はシール面にあり、ねじ山に接触できません。 ORB
取付金具とともにテフロンシールテープや液体パイプシーラントを使用
しないでください。
2. 取り付けワッシャ(部品2、図A)がポンプポートの表面に接触するま
で、ニップルをステアリングポンプポートに通します。 手で締め付けま
す。レンチを使用しないでください。
3. 最大1回転まで反時計回りに回して取付金具を希望の向きに位置
変更します。
4. 取付金具ボディをレンチで支えながら、ロックナット(部品1)を24 Nm
(18 lbf ft)のトルクで締めます。
5. 取付金具ボディをレンチで支えながら、ホース端のナットを22 Nm
(16 lbf ft.)のトルクで締めます。
ロックナットを締め付けながら
ここでレンチで固定します。
数量
図中の位置
1
1
4
2
4
3
4
4
1
5
1
6
1
7
7
8
1
9
1
10
3
注意!
3
付属書
1
-
数量
図中の位置
1
1
4
2
4
3
1
4
1
5
3
注意!
3
付属書
1
-
I. チルト付ステアリングポンプの取り付け - 図1A-B
重要! ステアリングポンプの補給口は必ず上方に向けてください。
1. ステアリングポンプと
ステアリングホイールアジャスタとの間の場所を選択します。 注意!
ステアリングホイール、ステアリングホイールアジャスタ、ステアリング
ポンプとホース接続の取り付けに十分なスペースがパネルの前と後
ろにあることを確認してください。 寸法については、図1Aを参照してく
ださい。
2. ステアリング(5)に対し、マークをつけてドリルで穴をあけるか、削り
ます。 この説明書の最後にあるフルサイズの穴テンプレート1C を使
用します。.
3. ステアリングホイールアジャスタ (1) をねじ(2)、ワッシャ (3)、ロック
ナット (4)で取り付けます。 ナットを締め付けます。 締め付けトルク 12
Nm (8.9 lbf ft)。
重要! ロックナットのみを使用します。
4. ねじ (8)でカバー(7) を取り付けながら所定の位置に保持してカバ
ー(6) を取り付けます。 注意! カバーのラベルは、上向きにする側を
示します。
5. ステアリングホイールアジャスタは適切に動作するか確認します。
(レバーBを前方へ押すと、ステアリングホイールを5つの異なる位置
にセットできます。 レバーは、ステアリングホイールが5つの位置の1
つにあるとき、自動的にロックします。)
6. ステアリングホイールアジャスタシャフトのテーパ部 (C) を良質のマ
リン用グリースで潤滑します。
7. ウッドラフキー (9) とロックナット(10)でステアリングホイールを取り
付けます。 ナットを締め付けます。
締め付けトルク17-22 Nm (12.5-16.2 lbf ft).
重要! ステアリングシステムに注入し、空気抜きする前にステアリン
グホイールをシャフトに固定してください。
II. ステアリングポンプの取り付け - 図2A-B
重要! ステアリングポンプの補給口は必ず上方に向けてください。
1. ステアリングポンプの場所を選択します。 注意! ステアリングホイー
ル、ステアリングポンプとホース接続の取り付けに十分なスペースが
パネルの前と後ろにあることを確認してください。 寸法については、
図2Aを参照してください。
2. ステアリング(1)に対し、マークをつけてドリルで穴をあけるか、削り
ます。 この説明書の最後にあるフルサイズの穴テンプレート2C を使
用します。
3. ステアリング ポンプ (1) をワッシャ (2) とロックナット (3) で取り付
けます。 ナットを締め付けます。
締め付けトルク 12Nm (8.9 lbf ft)。
重要! ロックナットのみを使用します。
4. ステアリングポンプシャフトのテーパ部 (A) を良質のマリン用グリー
スで潤滑します。
5. ウッドラフキー (4) とロックナット(5)でステアリングホイールを取り付
けます。. ナットを締め付けます。
締め付けトルク17-22 Nm (12.5-16.2 lbf ft).
III. ステアリングポンプの接続、注入、空気抜き
重要! ステアリングシステムに注入し、空気抜きする前にステアリン
グホイールをシャフトに固定してください。.
接続、注入、空気抜きについては、D4/D6 - DPH/DPRの取付説明書
を参照してください。
注意! 複数のステアリングポジションが取り付けられる場合: 一番上
のブリーダねじをステアリングポンプに保持します。 他のすべてのリ
ーダねじをプラグで交換します。
プラグは、ツインヘルムステーションの接続キット(部品番号889276、
アッパーヘルムステーション/最上船橋のキット)に含まれます。