4.2.3
カッターとトレーサー間の距離の制御・調整
この作業は、段落 4.2.2 に解説のあるカッティングの深度の制御・調
整を行った後、必ず実施してください。
注意 :
重要 !
以下に説明のある作業を行う前に、汎用スイッチがオフ
になっていること、ケーブルが電源コンセントから抜い
てあることを確認してください。
手順 :
1. 多目的棒 (J) をクランプに位置させ、 ストッパー下側がクラ
ンプの左側にあたるようにします。
2. 台車をマシンに近づけ、棒 (J) 上の V 形の溝にカッターが
入るように動かします。
3. トレーサーも完全に棒上の V 形の溝に入っていることを確
認します。
そうでない場合は以下を行ってください。
4. トレーサー水平方向固定ビード 2 個 (A) を緩めます。
5. 調整ネジ (B) を動かしてトレーサーの位置を手で調整し、 上
記 3 にある状態にします。
6. ビード (A) を固定し、トレーサーが固定していることを確
認します。
この調整は、カッターを交換するたびに行う必要があり
ます。
V
A
A
V
B
8
Keyline S.p.A.
調整および使用
4.3.0
合鍵の作製
手順 :
1. 左のクランプに元キーを挿入し、ハンドル (A) を動かして
固定します。元キーは、ストッパーがクランプの左側のへ
りから少々離れ、 背面が完全に底についた状態で置きます。
2. 作製したキーを右クランプに挿入し、ハンドル (B) を動か
して固定します。
3. キャリパー (C) を上げて元キーを位置させます。 その際、 両
方のキーのストッパー (F) に羽を完全に合わせて置きます。
4. 汎用スイッチをオンにしてマシンの電源を入れます。
5. 手でキャリパー (C) を下げます。
F
C
A
6. 台車ハンドル (D) を動かし、クランプをカッター一式に近
づけます。
7. キーのカッティングは、ストッパーから先端方向に動かし
て行います。作業は、トレーサーを元キーのストッパー (F)
にあて、シフトレバー (E) で台車を右から左にシフトさせ
て行います。この過程で、トレーサーがキーの鍵山から外
れないように注意して行います。
J
EASY
8. 作業が終了したら、台車を下に下ろし、カッターの動きを
停止します。
9. キーの切れ端があれば、ブラシを使って取り除きます。ブ
ラシは「ブラシ始動」ボタン (S) を押して始動させます。
10. ブラシは「ブラシ始動」ボタン (S) を離すと自動的に停止
します。
S
F
B
E
Man. cod. B410462FG
F
D
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