MAINTENANCE
Daily Activities
1. 目に見えて汚れている場合は、 初めて使用する前および日常的に、 上記で
推奨されている方法に従って FlashPak を洗浄します。 FlashPak は手作業、
または自動洗浄器で洗浄できます。
2.
欠けやひび割れがないことを確認するために、 毎日、 および使用後毎回、
容器全体を視認検査します。 シリコン蓋ガスケッ ト、 蓋とベース部のシリ
コン バルブ シールおよびシリコン蓋ベントの視認を行って、 切れ目、 割
れ目またはその他の損傷がないことを確認します。
注意 : 欠けやひび割れのある FlashPak、 またはガスケッ ト、 シールまたは蓋
ベントボタンに損傷がある容器は使用しないでください。 問題のあるユニッ
トの使用を中止し、 再度使用する前に破損もしくは磨耗した部品を交換します。
定期的な保守作業
• 少なく とも年に1回、 蓋とベース部にある圧力作動バルブを両方とも交換します。
• 重力転移滅菌専用に使用している FlashPak 容器は、 約1500回使用した後でバルブを交換します。
• 動的空気除去 (プリバキューム) 滅菌専用に使用している FlashPak 容器は、 約500回使用した後でバルブを交換しま
す。
• 蓋ベント ボタンが損傷した場合は交換します。
• 圧力バランス素子 (すなわち金属マイクロフィルタ) を少なく とも年1回、 または変色した場合に交換します。 マイクロ
フィルタにより、 バルブが閉じている間、 容器の内圧と外気圧との均衡が保たれます。 フィルタは蒸気に含まれている
粒子が徐々に詰まり、 変色して見えます (点さび跡など) 。 蒸気の質は素子の寿命に影響を及ぼします。
注意 : 部品の交換は訓練を受けたスタッフのみが行ってください。 各地域の FlashPak 営業担当者は医療施設のスタッフ
を対象として実地訓練を実施したり、 さまざまな保守サービスや保証対象外の修理を行ったりできます。
滅菌プロセス
1. 蓋とベース部のバルブ アセンブリの外周全体にわたってバルブ プレートがシリコ
ン バルブ シールに完全に密着していることを視認します。
2. 即時利用 (フラッシュ) 蒸気滅菌に関しては、 機器メーカーの使用説明書 (IFU) を読
み、 その内容に従ってください。 滅菌を行う前に、 メーカーの説明書に従って器具
および機器を洗浄し、 消毒します。 滅菌を行う前に、 メーカーの説明書に従って器
具および機器を分解します。
3. 表に示されている値より直径が小さい管腔、 長い管腔、 または大きい数量の管腔を滅菌しないでください。
ID
5.5 mm
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取付プレートの下のバルブ シール (不可視)
滅菌手順1の図を参照
推奨される管腔のサイズ
重力式
長さ
数量
184 mm
3
蓋ガス ケッ ト
プリバキューム式
ID
長さ
1 mm
203 mm
(日本語)
蓋
ベン
ト
数量
5
IFU-1000789 Rev 4