▶ 保護服を着用してください。
▶ 危険物質が周囲に飛び散らないように作業領域を清掃してください。
▶ 危険物質が溜まっている領域から集じん機を遠ざける前に、集じん機の外側を吸引してきれいに拭き
取るか、集じん機を密閉梱包します。この場合、堆積した危険な粉じんを撒き散らさないように注意
してください。
▶ 手入れや保守および修理作業の場合、充分に清掃できずに汚れが残った部品はすべて密閉バッグに詰
め込み、有効な廃棄規定に従って廃棄しなければなりません。
▶ 少なくとも年に 1 回、Hilti サービスセンターまたは資格を有する技術者に専門的な点検(フィルター
の損傷、本体の機密性、警告装置の機能などの点検)を依頼してください。
▶ さらに H クラスの集じん機では、少なくとも年に 1 回、あるいは各国の規定に従ってより頻繁に、
集じん機のフィルターが正常に機能することを点検する必要があります。集じん機のフィルターが
正常に機能することの証明に適用できる点検手順については、EN 60 335-2-69 (22.AA.201.2) に規定
されています。点検に合格しない場合、集じん機を新しいメインフィルターとともに使用する必要が
あります。
7.2
フィルターの清掃
フィルターエレメントは消耗部品です。
フィルターエレメントを硬い面にぶつけて清掃しないでください。フィルターの素材を損傷する可能
性があるので、圧縮空気クリーナーあるいは先端の尖った物を使用しないでください。これにより、
フィルターエレメントの寿命を延ばすことができます。
▶ フィルターエレメントは少なくとも半年ごとに交換してください。
▶ 使用頻度が高い場合には、フィルターエレメントの交換間隔をさらに短くしてください。
7.3
フィルターエレメントを交換する
1. 本体スイッチをOFF 位置にします。
2. 2 個のロッククリップを開きます。
3. ダストコンテナからサクションヘッドを持ち上げて外し、背面を下にして置きます。
4. フィルター固定具を 180° 回します。
5. フィルターフレームとフィルターを取り出します。
▶ 汚れがタービン開口部に落下しないように注意してください!
6. シールとフィルターフレームホルダーの粉じんを除去します。
7. フィルターフレームを新しいフィルターに取り付けます。
8. フィルターフレームとフィルターをフィルターフレームホルダーに取り付けます。
9. フィルターフレームをフィルター固定具でロックします。
10. サクションヘッドをダストコンテナに取り付け、2 個のロッククリップを閉じます。
11. 必要に応じて、フィルターエレメントあるいは集じん機から落下した粉じんを除去します。
7.4
ダストレベルモニターを点検する
1. 本体スイッチをOFF 位置にします。
2. 2 個のロッククリップを開きます。
3. ダストコンテナからサクションヘッドを持ち上げて外し、背面を下にして置きます。
▶ フィルターエレメントを乾燥させます。
4. スイッチオフコンタクト(ワイアプローブ)(A) および(B) が汚れていないか点検し、必要に応じて柔ら
かいブラシで清掃します。
5. サクションヘッドのシールが汚れていないか点検し、必要に応じて布で清掃します。
6. サクションヘッドをダストコンテナに取り付けます。
7. 2 個のロッククリップを閉じます。
8. サクションヘッドが正しく取り付けられロックされていることを確認します。
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搬送
集じん機をクレーンで吊り上げないでください。
▶ アクセサリーとアタッチメントは、所定のホルダーに保管してください。
▶ 他の場所に持ち運ぶ前に集じん機を空にしてください。
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