ETF SL21-04-i06-T25
メンテナンス
潤滑
プラネタリギア、ニードルベアリング、ボールベアリ
ングは、ツールの定期オーバーホールで、二硫化モリ
ブデンを含むソフトグリースで潤滑する必要がありま
す。ツール寿命を最大限に延ばすために、Molykote BR
2 Plusをお勧めします。
適量を使用してください。多すぎても少なすぎても問
題が生じます。
潤滑油ガイド
ケーブルナット
ブランド名
用
Molycote
リチウムグリー
CRC
ス番号3020
ブランド名
アングルギア用
Molycote
Longterm 2 plus
Almagard
オーバーホール
作業は、サービス手順を理解している、もしくはTen-
sor ツールサービスの訓練を受けた資格のあるスタッフ
によってのみ行われます。
電動モータは密閉ユニットであり、いかなる状況
でもAtlas Copco Industrial Technique AB社以外が分
解することはできません。
電気モーターが故障しているか、サービスを必要とし
ていると判断した場合は、モータユニット一式をAtlas
Copco Industrial Techniqueに返却して交換してくださ
い。
Atlas Copco Industrial Technique以外が開けたモータは修
理できません。
オーバーホールおよび予防メンテナンスは、定期的に
1年おきか、もしくは最大25万締め付け後かのどちら
か早いタイミングで行うことをお勧めします。 重作業
に使用される場合には、より頻繁にオーバーホールが
必要となるかもしれません。 正しく作動しない場合に
は、ただちに点検に出す必要があります。
ツールを解体する場合には常に特殊設計サービスツー
ル 4080 0848 80を使用してください(サービスツールは
二つ必要です)。
有用な情報
アトラスコプコのホームページ www.atlascopco.com に
アクセスしてください
弊社のウェブサイトには、弊社製品、アクセサリ、ス
ペア部品、印刷物に関する情報が掲載されています。
ギア用
BR2 Plus
多目的用
LE 3751
© Atlas Copco Industrial Technique AB - 9836 2718 00
人間工学ガイドライン
この一般的な人間工学に基づいたガイドラインのリス
トを読み、姿勢、コンポーネントの配置、作業環境に
おいて改善できるエリアを特定できるかどうかを確認
して、自分のワークステーションについて考えてみま
しょう。
• 頻繁に休憩をとり作業姿勢を変更すること。
• ワークステーション領域を任意のニーズと作業タ
スクに適合させること。
• 静的動作を避けるために部品やツールがどこに
配置されるべきかを決定することにより、適度
な到達範囲を調整すること。
• テーブルや椅子などの作業タスクに適切なワー
クステーション設備を使用すること。
• 組立操作中に肩より高い位置または静止保存状態
での作業を避けること。
• 肩より高い位置で作業する場合、トルクアー
ム、ホースリール、または重量バランサーなど
を使用してツールの重量を減少させることによ
り静的筋の負荷を軽減すること。静的筋への負
荷はツールを体に近づけて保持することによっ
て軽減することもできます。また、負荷を身体
の近くに保持することで静的筋肉への負荷を軽
減することができます。
• 頻繁に休憩をとること。
• とりわけ、ある程度の力を要する作業におい
て、腕または手首の無理のある姿勢を避けるこ
と。
• 作業タスク中の眼球および頭の運動を最小限に抑
えることにより、適度な視野を調節すること。
• 作業タスクに適切な照明を使用すること。
• 作業タスクに適切なツールを選択すること。
• ノイズ環境では防音保護設備を使用すること。
• 過剰な振動レベルへの曝露を最小限にするには、
高品質の挿入ツールや消耗品を使用してくださ
い。
• 反力への暴露を最小限に抑えること。
• 切断時
ホイールが曲がっているか、適切にガイドされ
ていないと、カットオフホイールが嵌って動か
なく可能性があります。カットオフホイールに
適したフランジを使い、カットオフ操作時にホ
イールが曲がらないようにしてください。
• 掘削時
ドリルビットを突き抜ける際にドリルが停止す
ることがあります。停止トルクが大きすぎる場
合は、必ずサポートハンドルを使用してくださ
い。安全規格 ISO11148 パート 3 では、ピスト
ルグリップツールについては 10 Nm 以上、スト
レートツールについては 4 Nm 以上の反動トル
クを吸収するものを使用することを推奨してい
ます。
• 直接駆動ネジやナットランナの使用時
反力は、ツール設定とジョイントの特性によっ
て変わります。どれだけの反力に耐えられるか
は、オペレータの力や姿勢によって変わりま
Safety Information
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