1. 重要事項 – 使用する前に読んでおくこと
内視鏡を使用する前に、 これらの安全に関する指示事項を良くお読みください。 使用説明書は
事前の通知なく更新されることがあります。 最新版はメーカーから入手できます。 この説明書
は臨床的手技を説明したり議論するものではありません。 内視鏡の操作に関する基本的操作
方法や注意事項を説明するのみである。 初めて内視鏡を使用する際、 オペレータは、 臨床的な
内視鏡技術に関する十分なトレーニングを受けていて、 説明書に記載されている使用目的、 警
告、 注意、 注記、 適応、 禁忌についてよく理解しておく ことが大切である。
内視鏡の保証制度はない。
本書では、 内視鏡はスコープのみに適用される説明を指し、 システムは内視鏡やデ ィスプレイ装
置およびアクセサリに関連した情報を指す。 特に指定されていない限り、 内視鏡は内視鏡の全
商品ラインを指す。
1.1. 使用目的
この内視鏡は、 滅菌済みかつ使い捨てのフレキシブルな内視鏡であり、 気道と気管気管支樹の解
剖学的構造内での内視鏡的処置および検査を目的としています。
この内視鏡は、 Ambuデ ィスプレイ装置を介した視覚化を目的としています。
この内視鏡は、 病院環境での使用を目的としています。 成人における使用を前提としています。
1.2. 禁忌
知られていない。
1.3. 臨床の特長
使い捨てで患者の二次汚染を最小限にする。
1.4. 警告および使用上の注意
警告
1.
この内視鏡は使い捨て装置であり、 挿入に先がけて内視鏡の汚染を避けるために、 この
ような装置に対して 一般的に取られている医療行為に従った方法で取り扱う必要があり
ます。
2.
内視鏡の画像は、 病理に関する独立した診断として使用してはいけません。 医師は他
の方法によって、 そして患者の臨床的特徴を考慮して、 あらゆる所見を解釈、 実証しなけ
ればなりません。
3.
レーザープローブや電気手術器具などのアクテ ィブな内視鏡アクセサリを内視鏡と一緒
に使用しないでください。 これは、 患者の傷害や内視鏡の損傷の原因となる可能性があ
ります。
4.
処置中に十分な酸素補給を患者に提供できない場合は、 装置は使用しないでください。
5.
悪性不整脈、 心臓状態が不安定、 4-6 週間以内に心筋梗塞になった、 難治性の低酸素血
症、 出血性素因、 または重症の血小板減少症ある患者には使用しないでください。
6.
いかなる形であれ損傷している場合、 あるいは機能チェックで少しでもエラーが発見され
た場合 (4.1を参照) は、 内視鏡を使用しないでください。
7.
使い捨て装置ですので、 内視鏡を洗浄・再使用しようとしないでください。 製品の再利
用は、 感染症につながる汚染を引き起こす可能性があります。
8.
酸素または可燃性の高い麻酔ガスを患者に使用する際には、 内視鏡を使用しないでくだ
さい。 この行為により、 患者が負傷する可能性があります。
9.
内視鏡は、 MRI 環境で使用してはいけません。
10. 除細動中は内視鏡を使用しないでください。
11. 臨床的内視鏡技術と手技の訓練を受け、 技術を有する医師のみが使用できます。
12. 内視鏡を前進、 操作、 引き抜く際に、 過度の力をかけないでください。
13. 使用中は常に患者をしっかり監視してください。
14. 内視鏡を前進、 後退させる際は、 Ambuのデ ィスプレイ装置に表示されるライブの内視鏡
画像を常に確認し、 曲げ部分あるいは吸引を操作してください。 これを行わないこと
で、 患者に被害が及ぶことがあります。
15. 製品の殺菌バリアまたは包装が破損している場合は内視鏡を使用しないでください。
16. 発光部の熱により、 内視鏡の末端部が温かくなることがあります。 長時間にわたって
粘膜に接触させると、 粘膜の損傷を引き起こす可能性があるため、 末端部と粘膜を長時
間接触させることは避けてください。
17. 吸引コネク タへ接続されているチューブは全て吸引装置へ常に接続すること。
18. 内視鏡を後退させている間、 末端はニュートラルで偏向のない位置にすること。 患者
や内視鏡を傷つける恐れがあるため、 制御レバーを操作しないこと。
128