2.3 水平モード
本体の電源を入れると、 2 個の内蔵サーボモータが作動して、 水平面の自動整準が行われます。
2.4 立ち (自動レベル設定)
垂直方向の整準は自動的に行われます。 PRA 2 リモートコントロールユニットの +/- ボタンを押して、 立ちを手動
で整準 (回転) することができます。
2.5 傾斜
傾斜は、 傾斜モードにおいて PRA 2 リモートコントロールユニットにより ± 5° の範囲で手動で設定できます。
これに代えて、 傾斜モードにおいてスロープアダプターにより 60% まで傾斜させることもできます。
2.6 ショック警告システム
内蔵ショック警告システム (整準が作動してから 1 分が経過した後にオン) : 本体が動作中に整準範囲から外れた場
合 (振動/衝撃) 、 本体は警告モードに切り換わります。 全ての LED が点滅し、 ヘッドが回転を中止し、 レー
ザーがオフになります。
2.7 自動オフ
一方向または両方向の自動レベル設定の場合、 サーボシステムは本体が仕様精度内にあるかどうかを監視します。
整準できない場合 (自動整準範囲を超えているか機械的にロックされた場合) はシステムが停止します。
本体が振動を受けたか、 垂直方向に動いて整準範囲を超えた場合、 システムは停止します。
システムが停止すると、 ヘッドの回転が停止して全ての LED が点滅します。
2.8 PRA 2 リモートコントロールユニットとの組み合わせ
PRA 2 リモートコントロールユニットを使用することにより、 回転レーザーを離れた所から快適に操作することが
できます。 さらにリモートコントロール機能によりレーザーの整準も可能です。
2.9 ヒルティレーザーレシーバーとの組み合せ
ヒルティレーザーレシーバーを使用すると、 レーザービームをより遠い距離で確実に受光することができます。
詳しい情報は、 レーザーレシーバーの取扱説明書をご覧ください。
注意事項
レーザーレシーバーは、 販売セットによっては標準構成品に含まれていません。
2.10 回転速度
3 種類の回転速度 (300、 600、 1500 rpm) があります。
2.11 レーザービームの視認性の向上
レーザービームの届く距離と周囲の明るさに応じて、 レーザービームの視認性は制限されることがあります。
ターゲット板やレーザーグラスを使用することで視認性を高めることができます。
太陽光などが明るすぎてレーザービームの視認性が低い場合は、 レーザーレシーバー (アクセサリー) の使用をお
勧めします。
2.12 本体標準セット構成品
1
PR 3 回転レーザー
1
取扱説明書
1
PRA 2 リモートコントロールユニット
1
ターゲット板
1
PRA 84 バッテリーパック
1
PRA 85 電源アダプター
2
単 3 アルカリ電池
ja
2
製造証明書
1
本体ケース
356