メインテナンス
3. すべての部品を流水でしっかりすすぎます。マイクロフォンと中
央のラベル下にある通気ダイヤフラムには直接水を掛けないで
ください。
5.1.3
通信ユニットを乾かす
糸立ちしない布でユニットをざっと乾かします。
完全に乾かすため電池ケースを開けてください。電池ケースの中
に水滴が残っていれば布で拭いて乾かしてください。
ダミーインサートを取り外します。アクセサリーのインターフェ
ースに水分が残っていないか点検してください。中に水滴が残っ
ていれば布で拭いて乾かしてください。
すべての部品を12時間から24時間自然乾燥させるか、30分から
60分乾燥キャビネット(最高温度
残っている兆候がわずかでもなくなるまで乾かします。
乾燥中に電池ケースを開け放ったままにしてください。乾燥プロ
セス中にアクセサリーのインタフェースを空のままにしてくだ
さい。
ヒント
i
i
実際に要する乾燥時間は、気候条件によって大きく異なりま
す。
5.1.4
後処理
アクセサリーケーブル/アクセサリーインタフェース
1. インサートのパッキンが正しい方向を向いていることを確認し
てください(5ページ、 図 D を参照)。 パッキンに欠落や汚染あ
るいは損傷がないようにします。
2. インサートが所定の位置に収まり、最大気密性が保証されるよう
に、微量のシリコーングリス(Dräger推奨
キンに塗ってください。
3. インサートを通信ユニットに挿入し、ネジを締めて固定します
(六角穴付き 2mm、締め付けトルク:0.3 Nm、5ページ、図 E を
参照)。
362
60 °C)で乾かします。水分の
Molykote 111)をパッ
電池ケース
1. 電池ケースのネジ(六角穴付き、2 mm)を緩めます。
2. 電池ケースの蓋を開けます。
3. 新しい電池を、電池ケースに示された絵記号に従ってセットし
ます。
注意
!
極の向きが正しいことを確認してください。電池を誤ってセ
ットすると、通信ユニットが修理不能な状態になります。
4. ケース蓋のパッキンに汚れや破損がなく、正しく取り付けられて
いることを確認します(5ページ、図 F)。必要ならケース蓋の
パッキンを交換します。
5. 電池ケースの蓋が所定の位置におさまり、最大気密性が保証され
るように、微量のシリコーングリス(Dräger推奨
を電気ケースの蓋のパッキンに塗ってください。
6. ケースと蓋が密着するように蓋を軽く押しつけ、ネジを締めます
(締め付けトルク: 最大 0.3 Nm、5ページ、図 G を参照)。
5.2
メインテナンス作業
注意
!
取り付け時には指定された締め付けトルクを遵守してくだ
さい。指定のトルクを守らないと、通信ユニットが破損する
おそれがあります。適切な工具を使用してください。
5.2.1
電池交換
警告
!
電池交換は爆発危険性のない環境で行ってください!爆発
につながる危険性があります。
電池は認可された仕様の一部です。
Molykote 111)
Dräger FPS-COM 7000