使用方法
ダイレクトケーブルまたはBluetooth接続を使用している場合、無線
通話を停止するには内蔵型PTTボタンを押したままにします。内蔵
型PTTボタンをぱっと押すことで音声アンプをミュートするように
追加的に設定することができます。
無線伝送の音声明瞭度は使用する無線機によって異なります。
この際、無線機固有の設定にご注意ください。
設定用ソフトウェアで、コマンドセンターの無線通信を自動的にグ
ループ内のすべての通信ユニットに転送するように設定できます
(「無線通信の転送」、4 ページ、図 A を参照)。戦術無線のほうが
TeamTalk機能より優先されます。
2.2.5
使用できるインサート
以下のインサートが使用可能です(5 ページ、図 D および図 E
を参照):
ダミーインサ-ト
他のインサートが不要な場合、インターフェイスを保護します
(クリーニング時など)。
ユニバーサル・インサート
PTT/RSM ユニット(Dräger C-C 440 や Dräger C-C 550 など)
を介して外部無線機に QR4 コネクタで通信ユニットを接続する
際に使用します。
ダイレクトケーブル
通信ユニットを外部無線機に接続する場合に使用します。
Bluetooth接続用インサート(国によって利用できない場合があり
ます)
無線機へのBluetooth接続を確立するために使用します。
通信ユニットを Drägerソフトウェア C7 で設定する必要がある
場合に、設定ケーブル用インサート
PC との接続確立用に使用します (5.2.5を参照364ページ)。
354
2.3
用途
通信ユニットは、Dräger FPS 7000シリーズの面体に取り付けて使用
します。本製品は以下の用途のために設計されています:
近辺で一人の相手と直接交信する際の音声アンプ
業務連絡 (TeamTalk)
無線機用ヘッドセット
ヒント
i
i
一部の無線機では、 通信ユニット用のプロファイルが提供さ
れます。その場合は、適切なプロファイルを無線機で設定す
る必要があります。詳細については、無線機のメーカーにお
問い合わせください。
2.4
制限事項
通信ユニットを指令無線機の代用品として使用することは適切では
ありません。
2.5
認証
認証に関する情報については、 説明書『9031244』 を参照してください。
3
使用方法
3.1
使用に関する一般的な注意事項
3.1.1
通信ユニットの動作
通信ユニットは、ユーザーの希望に応じたグループ数をあらかじめ
設定した状態で納品されます。グループは、設定用ソフトウェアによ
って追加できます。
通信ユニットの電源を入れると、工場出荷時の設定であるスタンバ
イ・グループで起動します。
Dräger FPS-COM 7000