注意
・ 手で洗浄する際、先端部が金属製や研磨性のブラシやパッ
ドを使用しないでください。器具に傷がついたり損傷する
可能性があります。
・ 異種金属接触腐蝕を最小限に抑えるため、種類の異なる金
属を隣り合わせにして浸漬しないでください。
・「AUTOCLAVE」 (オートクレーブ)と明記されたカプラー
のみ、蒸気滅菌が可能です。 この表示のないカプラーを
オートクレーブすると、製品が損傷します。
・「AUTOCLAVE」 (オートクレーブ)の表示のあるカプラー
は、Sterrad または Steris System 1E での滅菌には適しませ
ん。蒸気滅菌が、好ましい滅菌法です。
・ 蒸気滅菌後は製品を空気冷却してください。 液中で急冷
(クエンチ)すると、製品が損傷します。このような場合、
保証が無効となりますのでご注意ください。
再処理における制限
・ 本製品を複数の方法で滅菌しないでください。 複数の方法
で滅菌すると、製品の性能が顕著に損なわれるおそれがあ
ります。
・ 適切に処理すると、本製品に与える影響が小さくて済みま
す。 製品寿命は通常、使用による磨耗と損傷で判断しま
す。
・ 不適切な処理に起因する損傷は保証対象外となりますので
ご注意ください。
手順
使用時
・ 使い捨てのペーパータオルで、製品から大きな汚れを拭き取
ります。
・ 自動再処理法を用いる場合は、使用後すぐに、製品の溝部分
を 50mL の滅菌蒸留水ですすぎます。
保管および輸送
・ 使用後は、実際的な範囲ですぐに製品を再処理してください。
・ 製品はトレーに入れて搬送し損傷を避けてください。
洗浄の準備
1. 内視鏡とカメラヘッドからカプラーを取り外します。
2. 洗剤メーカーの指示に従い、35 ~ 40°C の水道水を使って
128 : 1 の酵素系洗浄液を準備します。
3. 清潔な布を洗浄液に浸して製品全体を清拭します。
4. 製品を洗浄液に浸漬します。 製品内部には洗浄液
50mL を注入して、落ちやすい汚れを除去します。
5. 製品は最低 15 分間、洗浄液に浸漬します。
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