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安全規則
• Rothoblaas COPPOは、傾斜および平面の断熱材入りフェイ
ク金属製屋根面に対する落下防止および拘束アンカー装置で
す。
• 健康に支障がある場合（心臓および循環器の疾患、投薬およ
びアルコール摂取）は、高所作業者の安全に悪影響を及ぼす
ことがあります。
• Rothoblaas COPPOの施工は、施工時点の技術水準に基づい
た墜落防止装置に精通した適任者もしくは専門家のみに許可
されています。装置の施工及び使用は、操作説明書をよく読
み、現地の安全規則に精通し、身体および精神的に健全かつ
高所からの墜落に対するカテゴリ3のPPE（個人保護用具）の
使用資格者に限られます。
• 作業中に発生する可能性がある緊急事態に対する救助計画が
検討されていることが求められます。
• 作業を始める前に、あらゆる種類の物が作業する場から落ち
ないよう必要な措置をとる必要があります。作業する場の下
（歩道など）の空間はクリアに確保してください。
• アンカー装置に何らかの変更を加えてはいけません。
• 施工者は、アンカー装置を固定する基材が適しているかを確
認する必要があります。疑問や当マニュアルまたはインスト
ールマニュアルに記載されていないその他の基材の場合は、
構造計算を実施するエンジニアが介入する必要があります。
• 組立て中に不明瞭な点があった場合は、必ず製造元に連絡し
てください。
• 屋根面の防水は、適用される指示に準拠し適切な方法で行わ
なければなりません。
• 腐食の可能性があるため、ステンレス鋼は研削ダストやスチ
ール工具に接触しないようにしてください。
• ステンレス鋼製のすべてのねじには、取り付け前に必ず適切
な潤滑剤を塗布してください。
• 建物に安全装置を適切に設置するため、一連の組立て時の写
真を記録する必要があります。
• 屋根の安全装置にアクセスする際は、屋根伏せ図など図面等
で固定具の位置を記録する必要があります。
• 安全装置は外部請負業者に委ねられるため、文書によって組
立および使用説明書の遵守を拘束する必要があります。
• Rothoblaas COPPO は、人間が使用するアンカー装置とし
て設計されており、意図した目的以外で使用してはいけませ
ん。.システムに未定義の負荷をかけないでください。
• Rothoblaas COPPO は必ずアタッチメントポイント (AOS01)
または直接ワイヤー (PATROL) を介して連結し、EN 362に準
拠したカラビナを常時使用すること、またEN 361（フルボデ
ィハーネス）、EN 363（墜落防止装置）、 EN 355（ショッ
クアブソーバー）、およびEN 354（ランヤード）に準拠した
個人保護用具を使用しなければなりません。EN 360に準拠し
た巻取り式落下防止装置を使用することもできます。
• 前述した個々のデバイス要素の組み合わせによっては、各デ
バイスの安全な動作に影響があるか、もしくは別のデバイス
の安全な動作に悪影響を与え、危険を生み出す可能性があり
ます。関連するユーザマニュアルに従ってください。
• 使用前には、明らかな欠陥（ネジの緩み、変形、磨耗、腐
食、屋根面の防水の欠陥、ワイヤーのプリロードなど）を特
定するために、安全システム全体の目視検査を実施する必要
があります。
• 側面の強度はRfU
11.074に適した接続要素のみ使用できま
す。これは、EN 360（RfU 11.060）に準拠した巻取り式の墜
落防止装置にも適用されます。
• Rothoblaas COPPOは、ストレスを受けると塑性変形するこ
とがあります。
• 安全使用に疑問が生じた場合、もしくは本装置が落下を防止
した場合はすぐに使用を中止し、適切な専門家がシステムを
チェックし（文書化）、必要に応じて装置を交換してくださ
い。
• アンカー装置の設計、配置、設置および使用は、考え得る落
下とその距離が最小限もしくはなくなるように、かつ想定さ
れる負荷の方向が表示したもの以下になることかつ起こり得
る負荷の方向が当マニュアルまたはインストールマニュアル
で指示した方向に対応していることが重要です。
• 墜落防止装置を使用する場合は、使用前にPPEの使用説明書
156 | COPPO | 安全規則、使用および据え付け方法
にあるワークポジションにあるユーザーの直下に必要なクリ
ア空間を確認する必要があります。万が一の落下の際、落下
経路に他の障害物と衝突することを回避できます。
• 製造者の推奨事項：アンカー装置の定期点検を推奨します。
専門家によって少なくとも12ヶ月に1回行います（EN
。定期点検で提供された検査報告書は文書化する必要があり
ます。
• アンカー装置は、適切に輸送し保管しなければなりません。
• アンカー装置は水のみで洗浄し、化学薬品や酸は使用しない
でください。
• 装置が生産国以外で販売された場合は、その国の言語で設置
および使用説明書を入手する必要があります。
• 極端な温度、鋭い端部、化学反応、電気反応、摩擦、切開、
気候的要因、振り子状態の落下など極端かつ予想外の他の要
因、特定の環境条件や頻繁な使用は、 アンカー装置の機能に
影響する可能性があります。
• 通常の労働条件では、製造欠陥について2年保証があります。
特に腐食性の環境で装置が使用される場合は、保証期間が短
縮されることがあります。落下や積雪などのストレスを受け
た場合、エネルギー吸収用に設計された部品は保証には含ま
れておりませんが、変形した場合は交換する必要がありま
す。
156 | TOWER XL | 安全規則、使用および据え付け方法
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