ご利用の前に
1. 医者に相談して、 激しい運動を行っても大丈夫か確認してください。
2. 14ページのローイングテクニックを十分ご確認ください。 過度に上体を倒したり、 シートから飛び降りるなどの不適切な行為は、 怪我の原因となります。
正しいローイングテクニック
ストロークは、 ドライブとリカバリーという二つの部分に大別することが出来ます。
ドライブは漕手の力が伝えられている状態であり、 リカバリーは体を休めて、 次の
ドライブの準備をする状態になります。 リカバリーにおける体の動きは、 基本的に
はドライブの際の動きの逆になります。 これらの動きを滑らかに連続させることで
正しいストロークが実現可能になります。
下記の動画に、 正しいローイングテクニックを示します。
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キャッチ
• 腕はまっすぐ伸ばし、 頭は上げすぎず下げすぎず、 肩は水平にする。
• 上体は腰よりもやや前に倒し、 肩もやや前に出す。
• 脚をまげて脛を垂直に、 あるいは可能な限りの垂直に近づける。 垂直な上体よ
りも前には出さない。
• 必要に応じてかかとを上げる。
ドライブ
• 脚の力を使ってドライブを始める。 そして上体を振ってやや後ろに倒し、 最後
に腕を引く
• 手は常にまっすぐ水平に動かす。 肩は上がらないように、 リラックスして力を
抜く。
フィニッシュ
• 体幹を使って体を支えながら、 上体をやや倒す。
• 脚を伸ばし、 腕を肋骨の前に持ってく る。
• 肩はあげず、 手首を水平にしてリラックスしておく。
リカバリー
• 腕を伸ばし、 完全に伸びきったら上体をやや前傾させる。
• 手が膝の上を通過したら、 膝を曲げてレールの上をゆっく り前に進む。
• 次のストロークのためにキャッチポジションを取る。
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