•
スパークプラグを清掃します。電極間隔が正しいこ
とを確認します。
(図 72)
•
キャブレターの外面とその周辺を清掃します。
•
燃料フィルターと燃料ホースを点検します。(必要
に応じ交換する)。
•
燃料タンクを空にします。
•
オイルタンクを空にします。
•
すべてのコードと接続部を点検します。
毎年行うメンテナンス
•
スパークプラグを点検します。
•
キャブレターの外面とその周辺を清掃します。
•
冷却システムを洗浄します。
•
スパーク除去ネットを点検します。
•
燃料フィルターを交換します。
•
燃料ホースに損傷がないかどうかを点検します。
•
すべてのコードと接続部を点検します。
不定期で行うメンテナンス
•
作業の時間が 50 時間になった後、認定サービスセ
ンターにマフラーの修理または交換を依頼します。
•
次の場合は、スパークプラグに対するメンテナンス
を行います。
•
エンジンの出力レベルが低下したとき。
•
エンジンが始動しにくいとき。
•
エンジンがアイドリング速度で適切に動作しな
いとき。
•
給油のたびにソーチェンの潤滑状態を点検します。
ソーチェンの潤滑状態をチェックするには 430 ペー
ジ を参照してください。
アイドリング速度を調整するには
アイドリング速度を調整する前に、エアフィルターに汚
れがなく、エアフィルターカバーが取り付けられている
ことを確認します。
1. アイドリング調節ネジ(T マークが付いています)
をソーチェンが回り始めるまで時計回りに回しま
す。
2. アイドリング調節ネジ(T マークが付いています)
をソーチェンが動かなくなるまで反時計回りに回し
ます。
3. アイドリング速度は、ソーチェンが回転し始める速
度を下回る必要があります。アイドリング速度が正
しくなると、エンジンが全方向にスムーズに動作し
ます。
スパークアレスタースクリーンを清掃
するには
1. ワイヤーブラシを使用して、スパークアレスタース
クリーンを清掃します。
658 - 009 - 05.05.2020
スパークプラグに対するメンテナンス
を行うには
注意: 推奨されているスパークプラグを使
用します。交換部品がメーカー提供の部品
と同じであることを確認します。誤ったス
パークプラグを使用すると、本製品が損傷
することがあります。
1. 本製品が始動しにくい、または動作しにくい場合
は、スパークプラグに異物がないかどうかを点検し
ます。スパークプラグ電極に異物が付着するリスク
を下げるには、
a) アイドリング速度が正しく調整されていること
を確認します。
b) 適切な燃料混合物を使用していることを確認し
ます。
c) エアフィルターに汚れがないことを確認しま
す。
2. スパークプラグを清掃します(スパークプラグが汚
れている場合)。電極間隔が正しいことを確認しま
す。 (図 72)
3. 必要に応じて、スパークプラグを交換します。
エアフィルターを洗浄するには
1. エアフィルターカバーを取り外して、エアフィルタ
ーを取り出します。
2. 暖かい石鹸水でエアフィルターを洗浄します。エア
フィルターは乾燥させてから取り付けます。
3. 十分に洗浄しても汚れが落ちない場合は、エアフィ
ルターを交換します。破損したエアフィルターは必
ず交換してください。
ソーチェンを目立てするには
カッター
ソーチェンの刃部はカッターと呼ばれ、刃(A)とデプ
スゲージ(B)で構成されています。カッターの切削の
深さは、この 2 つの高さの差、デプスゲージの設定
(C)によって決まります。
(図 73)
刃を目立てするときは、下記の 4 つの重要な要素に注
意してください。
•
目立て角度。
(図 74)
•
切削角度。
(図 75)
•
ヤスリの位置。
(図 76)
•
丸ヤスリの直径。
(図 77)
429