5. 第一回目始動
パッキング
パッキングはできるならば保存して下さい。または
有効な廃棄処理規定に基づき処理して下さい。
輸送による損傷の点検
イージークリーンを始めて始動する前に輸送による
損傷がないか、点検して下さい。明確な損傷が認め
られる場合には、装置は配電ネットに接続してはな
りません。
設置
装置を作動させるために乾燥している安定した場所
に設置して下さい。換気が良好なものになるよう、
配慮して下さい!
装置の換気が制限されますので、例として絨毯等の
柔らかい下敷きは適切ではありません。
警告
液体が侵入することにより感電の恐れがありま
す! 装置を湿気から保護して下さい。装置内部
は水滴に対して保護されています。これにもか
かわらず感電事故及び装置損傷を避けるため
に設置場所とハウジングを乾燥させておいて
下さい。
環境条件
• 稼動時の許容周辺温度: +5℃ から +40℃
• 稼動時の許容相対湿度: 最高 80%
• 室内においてのみ作動
5.1 装置の配電ネットへの接
続
必要な配電ネット条件
保護コンタクトプラグ:
• 1 相 (220-240 V または 120 V);
• 1 N;
• 1 PE アース。
電源ケーブルの接続
同梱の差込式電源ケーブルを使用して下さい。
装置はアースされている保護コンタクトプラグだけ
に接続することができます。
装置の型式ラベルに記載の値が稼動場所の接続条件
に一致していなければなりません。
6. 始動
6.1 クリーニング液の充填
充填レベルに注意して下さい
装置入力前にクリーニング容器に適切な液を充分に
充填して下さい。
最良の充填レベルは容器の高さの約 2/3 です。
最高充填レベルのマークはクリーニング物を入れた
状態でのお勧めの充填レベル上限です (写真 1 / A)。
推薦充填量を絶対に下回らないで下さい。
(写真 1 / Min.).
冷たい超音波洗浄器槽に対して、熱い液体を絶
対に注がないで下さい!
適切なクリーナー
クリーニング化学剤を選ぶ際には 超音波利用、調合
及びマテリアル耐性に適切であるか必ず注意して下
さい。
できるならば 8.3 項でお勧めのクリーニング剤を使
用して下さい。.
禁止されているクリーナー
可燃性製品は原則して許可されません。8.1項 (溶
剤)の警告指示に注意して下さい。
火災と爆発の危険!
可燃性液または溶剤は超音波クリーニング容器
内で直接使用することは絶対に避けて下さい。
8.3項にリストアップされているクリーニング
剤を使用して下さい。
超音波 は液体の蒸化を強め、引火源において
いつでも引火し得る非常に密なミストを発生さ
せます。
8.1項に記載の更なる制限に関する指摘事項に
注意して下さい。
直接ステンレス槽に使用してはいけません。
(洗浄ビーカー、プラスチック容器、または耐
酸槽を使用して下さい。
オプションを参照。):
• 塩酸、硫酸、フッ酸、硝酸を含有する洗浄剤
• 被洗浄物もしくは洗浄液の汚染物にハロゲン化合
物(フッ化物、塩化物または臭化物)が含まれて
いる場合には、 酸性 (pH値7以下)の液状洗浄剤
と同時に使用しないで下さい。
• 食塩含有〈塩化ナトリウム)の溶液
• 家庭用洗浄剤
8.2章の指示にある制限次項にも注意して下さ
い。
ステンレス槽は短時間のうちに局部腐食による
損傷が起こる場合があります。先に示した物質
は家庭用洗浄剤にも含有している可能性があり
ます。
はっきりしない場合には製造元もしくは販売元
にお問い合わせ下さい。
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JA