3.3
設置
装置は作業台の上に取り付けるか、19 インチの制御盤の
中に組み込むことができます。
注意事項
ファンの故障!
ファンに不具合があると、装置が過熱し、機能不良や
損傷につながるおそれがあります。
作動中の装置にアクセスしやすいようにしてくださ
い。
通気性が良好かどうか注意します
側面にある通気開口部が塞がらないように
し、15 mm 以上の間隔を空けて、空気の流れを妨
げないようにします。
ファンは、ステータスワードの照会により監
視できるため、ファンの不具合を知らせるこ
とができます。 装置の温度の照会が可能なだ
けでなく、温度の内部監視も行われます。
詳細については、「アプリケーション開発用
ユーザーマニュアル」を参照してください。
装置を土台の上に乗せる場合は、滑らないよ
うに同梱の接着パッドを使用してください。
装置の作業台への取付け
装置は、筐体下側に付いているネジ穴に 4 本の M3 ネジ
をはめて、作業台に取り付けることができます。
ドリル穴の間隔については、参照 "K", ページ 136。
19 インチ制御盤への装置の取付け (オプション)
装置は、マウンティングブラケットを使って
19 インチの制御盤に取り付けることができます。取付け
位置に関する情報は折り込みカバーページの "F"を参照し
てください。
取付けにはラックユニットが必要です。 マウンティン
グブラケットの注文については、参照 "アクセサリ",
ページ 85。
装置に接着パッドが付いている場合は、取り外しま
す。
装置を M3 ネジ 4 本でマウンティングブラケットに
固定します。 ネジは納品物に含まれていません。
ドリル穴の間隔については、参照 "K", ページ 136。
マウンティングブラケットと装置を、制御盤の中に挿
入し、4 本のネジで固定します。
マウンティングブラケットには、2 台の装置
を並べて配置することができます。
注意事項
不適切なネジによる損傷
不適切なネジを使用して固定すると、装置が損傷する
ことがあります。
必ず指定されたネジを使用してください
86
4
設置
4.1
概要
この章には、装置の設置に関する情報がすべて記載され
ています。
以下の作業は必ず専門担当者に依頼してくだ
さい。
詳細情報:
"作業担当者の資格", ページ 84
装置を使用するシステムについてはいずれ
も、システムのオペレータが責任を負いま
す。
注意事項
装置の損傷およびエンコーダの損傷!
電圧のかかったプラグ接続を差し込んだり、引き抜い
たりすると、装置やエンコーダを損傷させることがあ
ります。
エンコーダと本装置の間の接続ケーブルは、必ず電
源を切った状態で差し込んだり、引き抜いたりしま
す
4.2
装置の概要
装置正面
折り込みカバーページの "A" を参照してください。
1
装置の運転状態とエラーを示す LED
X11 ...
X14測定装置用 15 ピン D Sub インプット 4
点と
1 V
インタフェース
ss
11 µA
インタフェース (オプション)
ss
EnDat インタフェース
装置背面
EIB 741:折り込みカバーページの "B" を参照。
EIB 742:折り込みカバーページの "C" を参照。
EIB 749:折り込みカバーページの "D" を参照。
2
EIB 741 と EIB
3
内部リセットボタン
4
装置ファン
5
EIB
742:機能接地端子
6
EIB
749:外部リモートリセットスイッ
チ用 2 ピンコネクタ
X4
PC との接続用 8 ピンイーサネットコネク
タ RJ-45
X5
割当てなし
X6
電源接続口
EIB 741 および
240 V
EIB
742:DC 24 V
X31
9 ピントリガー入力 RS-485
X32
9 ピントリガー出力 RS-485
749:電源スイッチ
749: AC 100 V ~
HEIDENHAIN | EIB 700 | 07/2018