PROTEOR 1M115 Instrucciones De Uso página 74

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2.
関節摩擦値( F )の設定
摩擦値は工場であらかじめ設定されていますが、患者の歩き方に応じて合わせるこ
とができます。3 mm の六角レンチを使用して、ネジ( F )を回してこの調節を行い
ます。
時計回り
反時計回り
レンチを 15 / 20 ° 回すと、すでに顕著な変化が見られます。
設定が緩すぎると、ノイズや早期摩耗が発生する恐れがあります。ただし、設定が
強すぎると、人工関節に負荷がかかっていなくても、意図せずブレーキがかかることがあります。
3.
負荷に応じたブレーキ感度の設定( S )
ブレーキの感度は、 5 mm の六角レンチでネジ( S )を回すことで調節できます。
時計回り
反時計回り
D. 仕上がり
関節を前にしての美観を高めて、その寿命を延ばすことが推奨されます。
装 飾 カ バ ー は 、 膝 の 初 期 設 定 を 変 え 、 特 定 の 動 作 を 制 限 す る 恐 れ が あ り ま す 。
装飾カバーの取り付けが済んだら、必ず膝の機能を確認するものとします。
保護パイプ( g )をチューブ( h )に通し 、モバイルサポート( c )の突起部( c1 )
が保護パイプ( g )の穴( g1 )に挿入されるまで上にスライドさせます
ソケットは、必ず最大屈曲位でチューブホルダーリング( 3 )に接触する必要がありま
す。他の接触域は禁止されています。
7. 機能障害の発見
異常な挙動に気付く、または装置の特性に変化を感る、または大きな衝撃を受けた場合は、
担当の義肢装具士に相談してください。
8. 警告、禁忌、反作用
A. 警告
膝を傷つけないために、摩擦音の除去にはタルカムパウダーは使用せず、シリコンスプレーを使用します。タルカム
パウダーは機械部品を劣化させ、患者にとって転倒のリスクを伴う機能障害を引き起こす恐れがあります。
PROTEOR
はタルカムパウダーの使用について、一切の責任を負いません。
膝関節に指を挟んだり、衣類が引っかかる恐れがあります。関節を動かすことで怪我をするリスクを避けるため、機
構の近くまたは内側に誰も指を入れないよう十分気を付けます。
膝部は耐候性ですが濡れた後には乾かす必要があります。
B. 禁忌事項
ふたを取り外すこと、この膝のネジをネジ込むこと、またはネジを緩めることは、固く禁じられています。ただし、
義肢装具士に用意される 4 本の調整ネジ R, F および S は除きます。
膝部軸への注油によって急激な劣化を招く恐れがあるため、絶対にしないでください。
=
摩擦の増加
=
減少
=
負荷の高いときの関節ブレーキ
=
負荷が低いときの関節ブレーキ。
3
取扱説明書
1
2
3/4ページ
F
S
c1
c
g
g1
h
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