5.2
洗浄容器に入れる
高性能洗浄器を使用するために:
⇒ 洗浄作業に適した洗浄容器を選択してください(4.5章の 適用表を参照)。
⇒ 洗浄容器に次のものを入れてください。:
- クリーニングピン
- 洗浄物
- 洗浄液(冊子/製品データシートおよび安全性データシートの使用方法を参照してください)。
⇒ 容器を閉めて(蓋/パッキンが正しく取り付けられていることを確認してください)、装置に挿入します。
洗浄容器の蓋が開いた状態で、装置を使用しないで下さい!
洗浄液は必ず一度だけの使用にして下さい!
持ち込んだ洗浄物により、洗浄液にバクテリア汚染が起こります。よって、洗浄液は洗浄する毎に新し
くする必要があります。
5.3
洗浄時間と回転数の選択
⇒ +/- ボタン (9, 図 1)で洗浄時間を設定します(設定範囲、0~30分間)。
⇒ 回転数を、回転数選択ボタン (8, 図 1) で設定します。
♦ 回転数表示 (7, 図 1) に選択された回転数が表示されます。
推奨される速度と洗浄時間については、4.5章の表を参照してください。
装置での洗浄時間は洗浄液、設定回転数、そして洗浄物の汚れの種類、度合いにより変わってきます。
装置を使い始めて最初のうちは、処理途中で、何度か洗浄状態を確認してみることをお勧めします。
特に強固な汚れが付着している場合には、運転時間を延長(最大で10分間)し、その後、流水下にて硬
い歯ブラシを使って手動で洗浄することで、洗浄効果が向上します。
装置上では容器の蓋を絶対に開けないで下さい!
5.4
洗浄開始、中断、終了
⇒ スタート/一時停止ボタン(10)で洗浄がスタートします。
♦ 洗浄の途中、残りの洗浄時間が表示部に表示されます。
♦ 洗浄時間が経過した後、装置は自動的にストップします。
• スタート/一時停止ボタンで任意に洗浄を中断、また再開する
ことができます。
• 洗浄工程を一旦中断し、中断中に残りの洗浄時間を変更する
ことができます。
• 回転数は洗浄中でも任意に変更することができます。
• 設定した洗浄時間に達していなくても、ストップボタン(11)で任意に終了することができます。
♦ 洗浄時間が経過した後、表示部に「00」と表示されます。
⇒ ストップボタン(11)を押すことによって、洗浄は終了します。
♦ 表示部に、先ほど設定した洗浄時間が表示されます。
洗浄効果を上げるため、30秒ごとに回転方向が変わります。
5.5
洗浄物の取り出し
洗浄終了後:
⇒ 洗浄容器を取り外し、流し場で蓋を開けます。
装置上では容器の蓋を絶対に開けないで下さい!
⇒ 保持マグネットをこのように洗浄容器の外側面に置いて、クリ
ーニングピンを洗浄容器内面の壁側に集めます。
⇒ これで対象物は、付属のピンセットで簡単に取り出せます。
洗浄物は、患者に引き渡す前にしっかりと水洗し、国家の衛生規
則に従って消毒します。
洗浄物を患者に引き渡す、もしくは装着する前に、クリーニング
ピンが残っていないか慎重にチェックして下さい。
洗浄液は必ず一度だけの使用にして下さい! 持ち込んだ洗浄物により、洗浄液にバクテリア汚染が起こり
ます。よって、洗浄液は洗浄する毎に新しくする必要があります。
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図 2
JA
図 3