4.5
CAM インターフェースへの接続
必ず、集塵装置のリモートコントロール用のCAMインターフェースのみをご使
用ください。
CAMシステムが変換された主電源電圧のみを供給する場合、必ず、「インター
フェースケーブル タイプF」をご使用ください。集塵装置の電源供給をCAMシ
ステムから受けている場合、オン・オフを煩雑に繰り返すと、これは、CAMシ
ステムならびにサイレントコンパクトCAM装置両方の電子機器の損傷を引き起
こすことがあります。
通信のための電気的接続は、CAM インターフェース(8)と、インターフェースケ
ーブル(オプション参照)で行います。
CAMシステムで利用可能なインターフェースケーブルの選択、または専用イン
ターフェースケーブルの製作については、9.1章 CAM インターフェースを参照
してください。
IEC61010-1規格において、集塵装置を接続するためのインターフェースはエネ
ルギーリミットがあることを、CAMメーカーに確認してください。
CAMシステムの取扱説明書も参照してください。
4.6
外部排気ダクト
外部排気ダクト(オプション参照)によって、室外に排気をさせることができます。
取り付け説明書は外部排気に同梱されています。
集塵装置を外部排気ダクトで使用する場合、時間当たり相当な量の空気が排出されます。
ガス、液体燃料、固体燃料による、室内の空気を必要とする暖炉を使用すると、室内が負圧状態にな
り、有毒ガス(例えば一酸化炭素)が(作業)室内に漏れる可能性があります。
従って、建築構造の状況に応じて、追加の空気供給を確保、また負圧監視装置を設置し、必要に応じて
関係機関(例えば清掃業者)により、これを確認します。
JA
5
操作方法
集塵装置の操作は操作パネル(図 2)で行います。
5.1
スイッチオン
集塵装置はオン・オフ スイッチ(3) でオン・オフすることができます。
スイッチをオンにすると :
♦ 吸引装置は一連の自動フィルタークリーニングを行います(約8秒間、大き
な振動音)(5.4章参照)。
その後、集塵装置は最後に選択された運転モードで作動します。
5.2
運転モードの選択: CAM制御運転 / 継続運転
集塵には、二つの運転モードが選択できます。
選択された運転モードは 表示ランプ(20) / (22)で表示されます。
• CAM制御運転(20):
吸引はCAMシステムからの制御シグナルに応答します。.
制御シグナルにより、以下が行えます:
- フィルタークリーニングの始動、
- 吸引レベル1での排気 *)、
- 吸引レベル2での排気、
- 吸引タービンの停止。
(9.2章参照)
• 継続運転 (22):
吸引は継続して実行されます。
⇒ 運転モードボタン(21) を押すと、
♦ 運転モードが変更されます。
*) 様々な吸引レベルでの吸引は、この機能に対応しているCAMシステムでのみ可能です。
オン・オフシグナルでのみ起動されるCAMシステムでは、常にレベル2で吸引されます。
本集塵装置は、乾燥した粉塵にのみ適しています!
ドライ/ウェット機能を持つCAMシステムに接続した場合、CAMシステムからの残留水分が集塵装置に
絶対に入らないことを確認してください。
各ミリングプロセスで、集塵装置が適切な状態か確認します。:
► エラー表示サイン(26、図2)が消えている。
► 吸引タービンは、特に異常なノイズや悪臭なく、正常に作動している。
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8
図 4
3
図 5
20
21
22
図 6