Bosch GRL Professional Serie Manual Original página 322

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322 | 日本語
ードボタン(11)をもう一度押すと、最小開口角の
ラインモードに戻ります。
注意事項:レーザーは慣性によって、レーザーラ
インの端をわずかに超えて振れる可能性がありま
す。
機能
 水平位置におけるライン/ポイントを回
転面内で調整する(図Aを参照)
本機を水平に設置した場合、レーザーの回転面内
でレーザーラインまたはレーザーポイントの位置
を調整することができます。回転は360°可能で
す。
その場合は、回転ヘッド(10)を手で希望の位置に
向けるか、またはリモコンで調整できます。右回
転させたい場合はリモコンの右回転ボタン(29)を
押し、左回転させたい場合はリモコンの左回転ボ
タン(30)を押します。ローテーションモードで
は、ボタンを押しても何も変わりません。
 垂直位置における回転面を調整する(図
Bを参照)
本機を垂直に設置している場合、レーザーポイン
ト、レーザーラインまたは回転面を垂直軸周りの
±8%の範囲で簡単に揃えたり、平行調整すること
ができます。
右回転させたい場合には、リモコンの右回転ボタ
ン(29)を押します。
左回転させたい場合には、リモコンの左回転ボタ
ン (30)を押します。
自動整準
概要
本機は、水平または垂直の位置を自動的に検知し
ます。水平と垂直の位置を切り替える場合は、本
機の電源を切ってから、位置を調整し直し、再度
電源を入れてください。
電源を入れると、本機は水平または垂直の位置を
確認し、約±8 %(±4.6°)の自動補正範囲内で凹
凸を自動的に調整します。
整準を行っている間は、電池残量表示(3)が緑色に
点灯し、レーザーは回転せずに点滅します。
本機が整準されると、すぐに電池残量表示(3)が緑
色で点灯し続け、レーザーも点灯し続けます。整
準が終わると、本機は自動的にローテーションモ
ードで動作します。
電源を入れてから、または位置を変更してから本
機を8 %以上傾けると、整準できなくなります。こ
の場合はローターが停止して、レーザーが点滅
し、電池残量表示(3)が赤色で点灯し続けます。
本機の位置を再度調整してから、整準が終わるの
を待ってください。位置を再調整しないでいる
と、2分以内にレーザーがオフになり、2時間後に
本機の電源も自動的に切れます。
1 609 92A 5S1 | (09.09.2020)
整準している間、本機は水平または垂直の位置を
確認し続けています。位置が変わると、自動的に
整準されます。測定不良が発生しないよう、整準
中はローターが停止して、レーザーが点滅し、電
池残量表示(3)が緑色に点灯します。
 衝撃警告機能
本機は衝撃警告機能を搭載しています。本機の位
置を変更したり、本機を揺らしたり、設置した場
所が振動すると、変更した位置での整準を取りや
め、位置のずれによる測定ミスを防ぎます。
衝撃警告機能をオンにする:衝撃警告ボタン(2)を
押すと、衝撃警告表示(1)が緑色で点灯し続けま
す。衝撃警告機能は、オンにしてから約30秒後に
作動し始めます。
衝撃警告機能の作動:本機の位置を変更した際に
整準精度の範囲を超えた場合、または強い衝撃が
記録された場合には、衝撃警告機能が作動しま
す。するとレーザーの回転が止まり、レーザー光
が点滅し、電池残量表示(3)が消え、衝撃警告表示
(1)が赤色で点灯します。
現在の運転モードが保存されます。
衝撃警告機能が作動している場合には、本機の衝
撃警告ボタン(2)、またはリモコンの衝撃警告リセ
ットボタン (28)を押します。衝撃警告機能が再起
動し、本機の整準が開始されます。本機の整準が
終わると(電池残量表示(3)が緑色で常時点灯)、
保存された運転モードですぐにスタートします。
基準点でのレーザー光の位置を確認し、必要に応
じて本機の高さや位置を調整してください。
衝撃警告機能が作動している場合、本機の衝撃警
告ボタン(2)またはリモコンの衝撃警告リセットボ
タン(28)を押しても衝撃警告機能が再起動しない
と、2分後にレーザーがオフになり、2時間後に本
機の電源も自動的に切れます。
衝撃警告機能をオフにする:衝撃警告ボタン(2)を
1回押すか、または衝撃警告機能が作動(衝撃警告
表示(1)が赤色で点滅)している場合には2回押し
ます。衝撃警告機能をオフにすると、衝撃警告表
示が消えます。
注意事項:リモコンで衝撃警告機能のオン/オフ
を切り替えることはできません。できるのは、機
能の作動中に再起動させることのみです。
精度の確認
精度の影響
周囲の温度は精度に最も大きな影響を及ぼしま
す。特に床との温度差が大きいと、レーザー光が
歪んでしまう可能性があります。
床との温度差が大きく、測定距離が20m以上にな
る場合には、本機を必ず三脚に取り付けてくださ
い。また、可能であれば本機を作業面の中央にセ
ットしてください。
測定距離が約20 mになると、測定誤差が生じるよ
うになり、その距離が100 mになると、測定誤差
が20 m時の2~4倍に大きくなる場合があります。
Bosch Power Tools
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