れにより、作業中の振動負荷は大幅に低下することが
あります。
電動ツールや先端工具の保守、手の保温、作業フロー
の計画などの追加的措置を定めることで、作業員を振
動作用から保護してください。
準拠宣言
本社独自責任のもと、 『技術仕様』に記述された製品が
以下の規格、または規定文書に準拠することを明言し
ます。 2004/108/EG、2006/42/EG の規定に準拠した
EN 60745。
技術資料発行者:
Friedrich Kilian
Geschäftsführer Entwicklung
TRUMPF Werkzeugmaschinen GmbH + Co. KG
D-71254 Ditzingen
Ditzingen, 29.01.2010
各部の操作
使用方法説明
電源電圧にご注意ください! 本体銘板に表示されて
いる電圧の電源を使用してください。 230 V の表示
がある電動工具を 220 V の供給電圧に接続すること
も可能です。
スイッチ on/off
電動ツールのスイッチを入れるには、オン/オフス
イッチ 1 を押してください。
オン/オフスイッチ 1 をロックするには、これを押した
ままにして後ろへずらしてください。
電動ツールのスイッチを切るには、オン/オフスイッ
チ 1 を放してください。 オン/オフスイッチ 1 がロック
されている場合には、これをまず押してから放してく
ださい。
切断方向の変更
切断方向を変更する際には、ダイホルダー 4 を 3 つの
ポジションに 90° ずつ回転することができます。 (ハウ
ジングに向かって)後方への切断は行えません。
日本語
90 |
ダイホルダー 4 を回転させる際には、ダイが回転できる
ようになるまでネジ 2 をゆるめます。 電動ツールの縦軸
方向に向って左または右に 90° 回してください。
この際、ネジ 2 がダイホルダー 4 の穴にはまっているこ
とを確認してください。 ネジ 2 をしっかりと締めてくだ
さい。
操作上の留意点
この電動ツールは固定使用には適していません。 バ
イスや作業台には固定しないでください。
作業時には保護手袋を着用し、電源コードによく注
意してください。 切断後の金属板には鋭角のバリが
生じます。ここで怪我をしたり電源コードを破損し
たりしないように注意してください。
切断屑の取扱いにご注意ください。 鋭角の先端を持
つ切断屑で怪我をする恐れがあります。
必ず電動ツールのスイッチを入れてから工作物にあて
てください。 常に電動ツールを金属板表面の垂直に保持
し、傾けないようにしてください。
切断はパンチの動作によっておこなわれます。 電動ツー
ルに均等に力をあてながら、切断方向へ軽く押してく
ださい。 送りが速すぎると、電動ツールの寿命をちぢ
め、破損の原因ともなります。
切断時に電動ツールをやや持ち上げると、電動ツール
の作業がスムーズにおこなえます。 切断時にパンチが
引っかかった場合、電動ツールのスイッチを切り、パ
ンチに潤滑剤を塗布して金属板の負荷を取り除いてく
ださい。 パンチやダイが破損する恐れがありますので、
大きな力をかけないでください。
切断可能な板厚
切断可能な板厚は d
ですが、これは加工材の強度に
max
依存します。
この電動ツールでは、以下の厚さの金属板を変形させ
ることなく直線切断できます。
材料
鋼
アルミニウム
最大強度
d
max
2
[N/mm
]
[mm]
400
1.6
600
1.0
800
0.7
200
2.0
3 609 929 B93 • 2.8.10