作業者に関する安全
▶ 測定機器を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業
をおこなってください。疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアル
コール飲用による影響下にある場合には測定機器を使用しないでくだ
さい。測定機器使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがありま
す。
▶ 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバ
ランスを保つようにしてください。
▶ 個人保護用具を着用してください。個人保護用具の着用により、負傷の
危険が低減されます。
▶ 安全機構を無効にしたり、注意事項や警告事項のステッカーをはがした
りしないでください。
▶ 電動工具の不意な始動は避けてください。測定機器をバッテリーに接続
する前や持ち上げたり運んだりする前に、測定機器がオフになっている
ことを確認してください。
▶ 本説明書内の指示に従うとともに、各形式に合った製品およびアクセサ
リーを使用してください。その際、作業環境および用途に関してもよく
ご注意ください。製品を指定された用途以外に使用すると危険な状況を
まねく恐れがあります。
▶ 測定機器の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、
測定機器に関する安全規則を無視しないでください。不注意な取扱い
は、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
▶ 測定機器を医療機器の近くで使用してはなりません。
測定機器の使用および取扱い
▶ 本製品とアクセサリーは、必ず技術的に問題のない状態で使用してくだ
さい。
▶ 測定機器をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管
してください。本製品に関する知識のない方、本説明書をお読みでない
方によるご使用は避けてください。未経験者による測定機器の使用は危
険です。
▶ 測定機器は慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常
に作動しているか、測定機器の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷
していないかを確認してください。測定機器を再度ご使用になる前に、
損傷部分の修理を依頼してください。事故の多くは保守管理の不十分な
測定機器の使用が原因となっています。
▶ 本製品はは決して改造したり手を加えたりしないでください。Hilti から
の明確な許可なしに本製品の改造や変更を行うと、使用者が本製品を操
作する権利が制限されることがあります。
▶ 重要な測定の前、また測定機器が落下やその他の機械的な外力を受けた
場合は、測定機器の精度をチェックしてください。
▶ 測定結果は、特定の周囲条件の影響を受けることがあります。これに
は、強い磁場あるいは電磁場を発生させる装置の近く、振動および温度
変化などが考えられます。
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