の正しい用途には該当せず、それらを吸引することは認められません → 頁 496。それにもかかわらず鉛
またはアスベストが含まれる物質を吸引すると、本製品に対するメーカー保証は失効します。
▶ 研磨、紙やすり研磨、切断および穿孔の際に発生する粉じんは、化学物質を含んでいる場合があります。
これには、鉛、あるいは鉛ベースの塗料、レンガ、コンクリートおよびその他の壁用資材、自然石および
その他の石英含有製品、樫、橅などの特定の木材、および化学処理の施された木材、アスベストあるいは
アスベストが含まれる母材、などが考えられます。作業対象の資材の危険等級により、作業者および周
囲の人員の曝露を確認してください。曝露を安全なレベルに維持するために、粉じん吸引システムの使
用、あるいは適切な防じんマスクの着用などの必要な処置を取ってください。曝露の低減のための一般
的な処置としては、以下のようなものがあります:
▶ 十分に換気された領域での作業
▶ 粉じんとの長時間の接触の回避
▶ 粉じんを顔や体から遠ざける
▶ 保護服を着用し、水と石鹸で曝露領域を洗浄する。
▶ 可燃性、爆発性、刺激性のある液体を吸引することは許可されません(冷却剤、潤滑剤、ガソリン、溶
剤、電解液(pH<5) 、苛性アルカリ溶液(pH>12.5)など) 。
▶ 泡または液体が流出した場合はただちに集じん機のスイッチをオフにしてください。
▶ 高温の物質(ただし 60°C(140°F)以下)を吸引する場合は、保護手袋を着用してください。
▶ 鉱物ノロを取り扱う際には保護服を着用し、ノロに皮膚が触れないようにしてください(pH > 9 の刺激
性) 。
▶ アルカリ性または酸性の液体に触れないように注意してください。もしも触れてしまった場合は、水で
洗い流してください。液体が眼に入った場合は、多量の水で洗い流してから医師の診察を受けてくださ
い。
VC 10L-22
L 集じん機に対する追加事項
▶ 粉じんクラス L の集じん機は、乾燥した、不燃性の粉じん、木屑、および曝露限界値が 1 mg/m³ を超
える危険粉じんの吸引に適しています。集じん機には吸引する粉じんの危険度に応じて適切なフィ
ルターを装着する必要があります。
VC 10M-22
M 集じん機に関する追加事項
▶ 粉じんクラス M の集じん機は、乾燥した、不燃性の粉じん、木屑、および曝露限界値が 0.1 mg/m³ 以
上の危険粉じんの吸引に適しています。集じん機には吸引する粉じんの危険度に応じて適切なフィ
ルターを装着する必要があります。
VC 10H-22
H 集じん機に関する追加事項
▶ H クラスの集じん機は、乾燥した不燃性の粉じん、木屑、健康を損なう危険がある粉じん、あるい
はEN 60335-2-69 により H クラスとされる粉じんの吸引/吸引排出に適しています。H クラスの健
康を損なう危険がある粉じんの吸引の際は、集じん機は必ずフィルターを装着して作動させる必要が
あります。
▶ 湿式吸引では、健康を損なう危険がある物質を吸引してはなりません。
▶ この集じん機は、健康を損なう危険がある粉じんを取り込んでいます! ダストバッグなどの粉じん
容器を手入れ、空にする、あるいは取り外すことができるのは、適切な個人保護用具を着用した資格
のある専門作業員だけです。
▶ 堆積する粉じんは密閉性のある容器に入れて搬送する必要があります。粉じんを別の容器に移し替
えてはなりません。廃棄は、廃棄物の処分に関する規定・規則に従って行う必要があります。
▶ メインフィルターエレメントは、取り外しの後は再使用してはなりません。固定取り付けされたフィ
ルターは、必ずいわゆる汚染除去ステーションなどの適切な場所において、専門の作業員により交換
するものとします。使用済みのフィルターは、適用される規則に従って廃棄してください。
2.4
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
▶ Li-Ion バッテリーの安全な取扱いと使用のために、以下の安全上の注意を遵守してください。これを守
らないと、皮膚の炎症、重篤な腐食負傷、化学火傷、火災および/あるいは爆発の原因となることがあり
ます。
▶ バッテリーは、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
▶ 損傷を防止して健康にとってきわめて危険なバッテリー液の漏出を防ぐため、バッテリーは慎重に取り
扱ってください!
▶ バッテリーは決して改造したり手を加えたりしないでください!
▶ バッテリーを分解したり、挟んだり、80°C(176°F)以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
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