▶ 測定機器をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。本製品に関する
知識のない方、本説明書をお読みでない方によるご使用は避けてください。未経験者による測定機器の
使用は危険です。
▶ 測定機器は慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、測定機器の
運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。測定機器を再度ご使用にな
る前に、損傷部分の修理を依頼してください。事故の多くは保守管理の不十分な測定機器の使用が原因
となっています。
▶ 本製品はは決して改造したり手を加えたりしないでください。Hilti からの明確な許可なしに本製品の改
造や変更を行うと、使用者が本製品を操作する権利が制限されることがあります。
▶ 重要な測定の前、 また測定機器が落下やその他の機械的な外力を受けた場合は、 測定機器の精度をチェッ
クしてください。
▶ 測定結果は、特定の周囲条件の影響を受けることがあります。これには、強い磁場あるいは電磁場を発
生させる装置の近く、振動および温度変化などが考えられます。
▶ 測定条件が急激に変化する場合、測定結果は正しくないものになることがあります。
▶ 極度に低温の場所から暖かい場所に移す場合、あるいはその逆の場合は、製品の温度が周囲温度と同じ
になるまで待ってから使用してください。温度差が激しいと、誤作動および誤った測定結果の原因とな
ることがあります。
▶ アダプターおよびアクセサリーを使用するときは、アクセサリーがしっかり固定されていることを確認
してください。
▶ 測定機器は現場仕様に設計されていますが、他の光学および電子機器 (双眼鏡、眼鏡、カメラなど)と同
様、取り扱いには注意してください。
▶ 所定の動作温度および保管温度を守ってください。
2.2
レーザー測定機器に関するその他の安全上の注意
▶ 本製品を正しくない方法で開くと、クラス 2 を超えるレーザーが放射されることがあります。 本製品の
修理は、必ずHilti サービスセンターに依頼してください。
▶ 測定場所には保護対策を施してください。本製品の設置の際には、レーザービームが他の人あるいは自
分自身に向けられていないことを確認してください。 レーザービームは目の高さより十分に上か下にく
るようにしてください。
▶ 測定が不正確になるのを防ぐため、レーザー照射窓は常にきれいにしておいてください。
▶ 本製品を使用する前、および本体の使用中にも何回か、精度を点検してください。
▶ 反射のある物体あるいは表面付近での測定、ガラスあるいはそれに類似する物質を通しての測定では、
正確な測定結果が得られない可能性があります。
▶ 本製品は適切な支持具、三脚に取り付けるか、あるいは水平な面に設置してください。
▶ 高圧配線の近くではスタッフを使用した作業は許可されません。
▶ 測定に影響を及ぼす可能性がある他のレーザー測定機器が近くに設置されていないことを確認してくだ
さい。
▶ レーザー光線は、監視されていない領域へと照射しないでください。
2.3
レーザークラス 2 の製品のレーザー分類
本製品は、IEC60825-1/EN60825-1:2014 に定められたレーザークラス 2 に該当します。これに該当する製
品は、追加の保護措置なしで使用することは許可されていません。
注意
負傷の危険! レーザービームを人に向けないでください。
▶ 決してレーザーの光源を覗き込まないでください。直接眼にあたった場合は、眼を閉じて頭部を照射範
囲外にずらしてください。
2.4
電磁波適合性
本体は関連規則の厳しい要求事項に適合するように設計されていますが、Hilti は下記のような事態の発生可
能性を完全には排除できません:
•
本体は、他の装置 (航空機の航法システムなど)に影響を与える可能性があります。
•
本体は、強力な放射による影響を受けて誤作動する可能性があります。
このような場合、およびその他の不確実性が考えられる場合は、検査測定を行う必要があります。
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