⇒ 約15分後、さらに0.6~0.8リットルの水をゆっくりと入れます。泡が出た場合は、泡がおさまってか
ら注水を続けてください。
⇒ スケール除去液を染み込ませます。
推奨反応時間:2 4時間
⇒ 反応時間終了後:点検口を慎重に開け、スケール除去液を排出します。
注意:
スケール除去液は腐食性があります 皮膚に付着した場合は、直ちに水で洗い流してください。
安全データシートを遵守してください。
スケール除去が十分でない場合は、この手順を繰り返してください。
⇒ 圧力タンクを水で数回すすぎ、洗浄ブラシで水が透明になるまで、または点検口から大きな石灰化物
の破片が出なくなるまでブラッシングします(6.3章参照)。
スケール除去が十分でない場合は、この手順を繰り返してください。
⇒ 再度点検口を閉じてください(4.3章参照)。
⇒ 必要に応じて、6.3.2 章を参照し、導電性を回復してください。
6.5
サービスキャップのシールの交換
ja
サービスキャップ(13、図1)のシールは摩耗部品であり、スペアパーツと
して入手できます(6.9 章を参照)。
シールを交換するときは、鋭利なものや先のとがったものを使用せず、新し
いシールが正しく装着されていることを確認してください。
6.6
過圧弁の確認
石灰化は、安全弁の故障の原因になります。安全弁が正しく機能するかどう
かは、認可された専門業者によって1年に1回点検されなければなりません。
安全弁へのアクセス:
⇒ 圧力を抜き、電源を切ります。
⇒ そのまま本機を冷まします。
⇒ 電源プラグを抜いてください。
⇒ 背面のネジ4本を外し(図18),背面を下方向に引っ張り,取り外してく
ださい。
火傷の危険性!高温の蒸気!本体に圧力がかかっているとき、安全弁のつま
みを回すと高温の蒸気が出てきます。
6.7
長期間の使用停止
会社の休暇期間など、長期間蒸気洗浄装置を使用しない場合は、次のような措置をとってください。
⇒ タンクを空にし、タンクキャップとサービス口の両方を開けた状態で本機を放置してください。
長期間の休止後、再稼働する場合は、本体を洗浄してください(4.4 章参照)。
6.8
電磁弁の交換
電磁弁の交換のための取り付け説明書は、スペアパーツに同梱されています。
交換前に:
► 圧力を抜き、電源を切ります。
► そのまま本機を冷まします。
► 電源プラグを抜いてください。
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図
17
図
18