3
警告: 危険物質による負傷または汚染。適切な手順をふんで、負傷や汚染を防止してくださ
い。
バイアルをねじって外します。
4 バイアルを計量皿の上に置きます。
を押すと天びんの風袋引きが実施されます。
5
6 バイアルを希望する量の適切な物質で充填します。
7 追加した物質の重量を記録します。
8 バイアルを計量皿から外します。
9 バイアルを上向きに持ち、分注ヘッドを上下逆さのまま、分注ヘッドをバイアルに取り付けま
す。
10 分注ヘッドを上向きにしてやさしく叩き、粉体を分注ヘッドに入れます。
11 分注ヘッドを分注モジュールに取り付けます。
12 ターミナルでは、分注ヘッドの設定を編集して追加量の粉体を追加します。
5.4.3 粉体分注ヘッドの保管
粉体分注ヘッドの短期および長期の保管について、メ
トラー・トレドは以下のために保管用容器の使用を推
奨しています。
汚染リスクを低減する
粉体が吸湿する水分量を減らす
分注ヘッドは正しい上下の向き(1)でも、上下逆さ
(2)でも保管できます。
5.4.4 静電気の防止
サンプル容器を準備する際、静電気が帯電することがあります。静電気帯電により正確な分注が
不可能となり、誤った結果がもたらされる恐れがあります。
静電気の帯電量を増やす要因:
プラスチック製のサンプル容器を使用している
ラテックス製の手袋を着用している
組込み型の静電気除去装置は、サンプル容器から静電気の帯電を除去するために使用されます。
この静電気除去装置は分注を目的とした特別設計で、2つの電離電極で構成されており、計量室の
各側面に1つずつ置かれています。この電極は分注時に自動で、または手動で有効化できます。2
つの電極を使用することで、サンプル容器からの静電気の帯電除去を助けます。
まず分注ヘッドを取り付けてから、サンプル容器を計量皿に置くようにしてください。こうする
と、サンプル容器が計量皿の上に置かれている間は除電が有効になり、静電気の帯電が中和され
ます。また、取り扱い時はサンプル容器の上端部(バイアル開口部付近)に触れないようにして
ください。
22
2
1
Q3分注モジュール