6.11 自動整準モードに戻る
自動整準モードに戻るには、 本体の電源を一度オフにしてから再びオンにしてください。
7 手入れと保守
7.1 清掃および乾燥
1.
レーザー照射窓の埃は吹き飛ばしてください。
2.
指でガラス部分に触れないでください。
3.
必ず汚れていない柔らかい布で清掃してくださ
い。 必要に応じてアルコールまたは少量の水で
湿してください。
注意事項ガラス部分は粗い清掃溶剤に擦られて傷つ
くことがあります。 その場合、 本体の測定精度
に影響が出る恐れがあります。
注意事項プラスチック部分をいためる可能性があり
ますので、 他の液体は使用しないでください。
4.
製品仕様に記載された許容温度を守って本体を乾
燥させてください。
注意事項本体を保管する場合は、 保管温度を確
認してください。 特に冬期および夏期には許容温
度に注意してください。
7.2 Li-Ion バッテリーの手入れ
注意事項
Li-Ion バッテリーでは、 NiCd または NiMH バッテリー
の場合のようなバッテリーのコンディショニングは必
要ありません。
注意事項
充電を中断しても、 バッテリーの寿命に影響はありませ
ん。
注意事項
バッテリーの寿命に影響を及ぼすことなく、 いつでも充
電を開始することができます。 NiCd または NiMH バッ
テリーの場合のようなメモリー効果はありません。
注意事項
バッテリーはフル充電した状態でできるだけ涼しくて乾
燥した場所に保管するのが最適です。 周囲温度が高い場
所(窓際など)にバッテリーを保管すると、バッテリー
の寿命に影響が出て、 セルの自己放電率が上昇します。
注意事項
バッテリーは経年劣化あるいは過負荷により容量が低
下し、 そうなるとフル充電が不可能になります。 古く
なったバッテリーを使用することはできますが、 適切
な時期に新しいものに交換してください。
1.
湿気が入らないようにしてください。
2.
はじめてお使いになる前にはバッテリーをフル充
電してください。
3.
本体出力が明らかに低下したなら直ちにバッテリー
を充電してください。
注意事項遅滞ない充電によりバッテリーの寿命を
長くすることができます。
注意事項バッテリーを使い続けていると、セルの損
傷を防ぐために放電が自動的に終了し、 本体はオ
フになります。
4.
バッテリーは、 承認されたヒルティの Li-Ion バッ
テリー用充電器で充電してください。
7.3 保管
1.
本体が濡れた場合はケースに入れないでくださ
い。 本体、 本体ケースおよびアクセサリーを動作
温度に注意して乾燥させて、 清掃してください。
本体は完全に乾燥した状態で本体ケースに収納して
ください。
2.
長期間保管した後や搬送後は、 使用前に本体の精
度をチェックしてください。
3.
長期にわたって保管する場合には、 バッテリー
と電池を本体およびレーザーレシーバーから抜き
取ってください。 バッテリーおよび電池から流れ
出た液体で、 本体とレーザーレシーバーに損傷を
与える可能性があります。
7.4 搬送
搬送や出荷の際は、 本体をヒルティの本体ケースか同等
の質のものに入れてください。
注意
搬送時は必ず電池/バッテリーを抜き取ってください。
7.5 ヒルティ測定技術サービス
ヒルティ測定技術サービスは本体の点検を行い、 取扱説
明書に記載されている製品仕様を満たしていない場合に
は修正して製品仕様を満たした状態にあるかどうかを再
点検します。 チェックの時点において製品仕様を満た
した状態にあることは、 サービス証明書により確認され
ます。
以下をお勧めします :
1.
通常の本体負荷に応じて適切な点検間隔を選択する
こと。
2.
少なくとも年に 1 回はヒルティ測定技術サービス
に点検を依頼すること。
3.
本体を通常よりも厳しい条件で使用した後にはヒル
ティ測定技術サービスに点検を依頼すること。
4.
重要な作業/ジョブの前にはヒルティ測定技術サー
ビスに点検を依頼すること。
ヒルティ測定技術サービスによる点検は、 使用
前および使用中のユーザーによる本体のチェック
を不要にするものではありません。
7.6 測定精度の点検
注意事項
技術的な製品仕様を維持するには、 本体を定期的に
(少なくとも大きな仕事/重要な仕事の前に) 点検して
ください。
ja
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