Husqvarna DP110 Manual De Usuario página 178

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張力のかかった枝を払うときは、スプリングバック
に注意してください。板ばねのようにしなっている
枝で、木材繊維の張力が解放されたとき、使用者が
直撃を受けたり、本機が制御不能になって飛ばされ
たりすることがあります。
低木や若木を伐採する際は、細心の注意を払ってく
ださい。細長い形状のものはソーチェンやブレード
に絡まって、使用者を鞭打つようにぶつかったり、
使用者を引っ張ってバランスを崩したりすることが
あります。
ポールソーを運ぶ際は、本機のスイッチをオフにし
た状態でハンドルを持ち、電源スイッチを操作しな
いように注意し、ブレードを身体から離してくださ
い。本製品を適切に運ぶことで、誤って動作中のソ
ーチェンやブレードと接触する可能性を抑えること
ができます。
ポールソーの輸送や保管を行う際は、ガイドバーま
たはブレードカバーを常に取り付けてください。本
製品を適切に取り扱うことで、誤って動作中のソー
チェンやブレードと接触する可能性を抑えることが
できます。
詰まった物体を取り除くときや、ポールソーを保管
または修理するときは、スイッチがオフで、バッテ
リーパックが取り外されていることを確認してくだ
さい。詰まった物体を取り除くときや整備作業中
に、本製品が予期せず作動すると、重傷につながる
おそれがあります。
注油、チェンの張り、およびアクセサリーの交換に
関する指示に従ってください。チェンの張り具合や
潤滑が不適切であると、チェンが破損したり、キッ
クバックの危険性が増したりする恐れがあります。
樹木や材木のみを切断してください。意図されてい
ない用途にポールソーを使用しないでください。例
えば、プラスチック、金属、石材、その他木材以外
の建材の切断には、本機を使用しないてください。
意図されていない用途に本機を使用すると、危険な
状況が生まれることがあります。
キックバックの原因と作業者による防止方法:
キックバックは、 ガイドバー先端に何かが接触したとき、
あるいは、樹木が近づきすぎて、切断中のソーチェンや
円形ソーブレードに巻き込まれたときなどに発生しま
す。
先端が障害物に触れると、反動の力が突然発生し、ガイ
ドバーが蹴り上げられたり戻ったりし、ポールソーの安
全な制御に影響を及ぼす可能性があります。
ガイドバーの上部に沿ってソーチェンに何かが挟まる
と、 ガイドバーが後方に向かって急激に押し戻されます。
これらの反動による動作はいずれも、ポールソーの制御
を不可能にして、深刻な人的傷害を招くおそれがありま
す。ポールソーの使用にあたっては、事故や怪我なく切
断作業を行うために、いくつかの段階を踏む必要があり
ます。
キックバックは、ツールの誤った使用あるいは不適正な
操作手順や操作条件などの結果生じるものであり、以下
に示す正しい予防措置を講じることで避けることが可能
です。
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親指と他の指で取り囲むようにしっかりとポールソ
ーのハンドルを握ります。キックバック力に耐えら
れるように、両手で本機を持ちながら、体と腕の位
置を決めてください。適切な予防措置を講じれば、
作業者がキックバックを制御できます。本機から手
を放さないでください。
無理な体勢で作業しないでください。こうすること
で、先端が偶発的に何かに接触するのを防ぐことが
でき、不測の事態でも本機を適切に制御することが
可能になります。
交換用ガイドバー、ソーチェン、またはブレードは、
ハスクバーナの指定品のみを使用してください。不
適正なガイドバー、チェン、またはブレードに交換
した場合、チェンの破損やキックバックが起こるこ
とがあります。
ソーチェンまたはソーブレードの目立てやメンテナ
ンスについては、本書の記載にしたがってください。
デプスゲージの高さの減少は、キックバックの増加
につながります。
その他の安全情報
危険な環境を避ける - 湿気のある場所や濡れた場所
では本製品を使用しないでください。
雨の中では使用しないでください。
お子様を近づけない - 周囲の人は作業エリアから離
れている必要があります。
適切な衣類を着用する - ゆったりした衣服や装身具
を身につけないでください。可動部に巻き込まれる
可能性があります。屋外で作業する場合は、ゴム手
袋と丈夫な靴の着用をお勧めします。髪をカバーす
る保護具を着用し、長髪をその中に収めてください。
保護マスクを使用する - 作業場所に埃が多い場合は、
必ずフェースマスクや防塵マスクをしてください。
適切に使用する - 本来の用途以外には本製品を使用
しないでください。
意図しない始動を防止する - 電源を入れたままスイ
ッチに指をかけて搬送しないでください。電源が入
っているときはスイッチをオフにしてください。
無理な使用を避ける - 意図された速度で使用した方
が、仕事もやりやすくなり、負傷する可能性が低下
します。
無理な体勢で作業しない - 常に適切な足場とバラン
スを保ってください。
常に注意を払う - 作業をよく確認してください。常
識を働かせてください。疲れているときは本製品を
操作しないでください。
使用しない機器は室内に保管する - 使用しない場合
は、お子様の手が届かないように、乾燥した屋内の
高い場所または鍵のかかった場所に保管してくださ
い。
慎重にメンテナンスする - 最高の性能を発揮し、 負傷
の可能性を減らすために、先端の鋭利さと清潔さを
保ってください。注油やアクセサリーの交換の手順
に従ってください。ハンドル部は乾燥させて、オイ
ルや油が付着していないきれいな状態を保ってくだ
さい。
損傷した部品の点検 - 本機器を続けて使用する場合、
損傷したガードやその他の部品を慎重に点検して、
正しく動作するか、目的のとおり機能するかを確認
2195 - 006 - 26.10.2023
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