5
ご使用前に
5.1
バキュームポンプを設置する
警告
損傷したコードによる危険! 作業中に電源コードまたは延長コードを損傷した場合は、コードに触れない
でください。不意に始動しないように電源プラグをコンセントから抜きます。
▶ 電動工具の電源コードが損傷した場合は、専用の承認された交換用電源コードと交換してください。
交換用電源コードはヒルティサービスセンターにご注文ください。
1. 以下の条件を満たす適切な設置場所を探してください:
▶ 土台が平坦で乾いている。
▶ 冷却気の取り入れ口および排気口が、壁面あるいは障害物から 20 cm 以上離れている。
2. バキュームポンプをずれないように固定してください。
3. ウォーターセパレーターの水位を点検し、必要に応じてこれを排水します。
4. バキュームベースプレートのバキュームホースをバキュームポンプに接続します。
6
ご使用方法
6.1
バキュームポンプをオンにする
1. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
2. ON/OFF スイッチを操作します。
▶ バキュームポンプが始動します。
6.2
真空度を点検する
メンテナンス作業の後、および使用の前にその都度、バキュームポンプの機能と真空度(バキュー
ム)を点検します。
1. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
2. バキュームポンプをオンにします。 → 頁 185
▶ 圧力ゲージは、しばらくしてスケールの緑の領域になります。
6.3
圧力ゲージを確認する
圧力ゲージは、バキュームポンプが生成している現在の負圧を表示します。
•
圧力ゲージが緑色の範囲内 → 十分な負圧
•
圧力ゲージが赤色の範囲内 → 負圧が低すぎる
▶ 穿孔作業の際には、バキュームポンプおよびバキュームベースプレートの圧力ゲージを確認してくださ
い。
▶ 穿孔時には、圧力ゲージは常に緑色の範囲になければなりません。
▶ 圧力ゲージが赤色の範囲に下がったなら、穿孔を中断してドリルシステムをオフにしてください。ドリ
ルシステムを落下しないように固定してください!
▶ バキュームホースは、漏れ、折れ曲がり、その他の損傷がないか定期的に点検してください。
▶ 故障した部品は、Hilti サービスセンターに修理を依頼するか、交換してください。
6.4
ウォーターセパレーターの水位を確認する
ウォーターセパレーターにはセーフティバルブがあり、水位が高い場合にはこのバルブが吸入開口部
を機械的に閉じます。これにより、バキュームポンプが水を吸引して損傷することを防止します。
▶ 穿孔作業時にはウォーターセパレーターの水位を確認してください。ウォーターセパレーターは、でき
る限りセーフティバルブが作動する前に空にしてください。
▶ ウォーターセパレーターを空にします。 → 頁 186
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