2.6
製品情報
ラベルに以下の情報が記載されています:
製造日
シリアルナンバー
品番
認証マーク
検査規格
製品名
装置の公称持続時間 2.2 章 ( 132 ページ)を参照
3
使用方法
3.1
初めて使用する際の準備
初めて使用する前に、ラベルに納入日を記入してください。記入する際、打刻
は使用しないでください。Dräger は彫刻またはエッチングを推奨します。
3.2
酸素自己救命器の取扱方法
警告
!
使用前や使用時に、可燃性物質 (ガソリン、グリース、溶剤など)
が製品内に侵入しないよう注意してください。火災発生の危険につ
ながります。
また、本製品が分解、破壊されると、酸素を分離する化学物質が石炭
などの可燃性物質に接触して、発火する危険性があります。
酸素自己救命器の取扱方法を、トレーニング装置
してください。
酸素自己救命器は使用する直前まで開封しないでください。
開封すると環境空気中の水蒸気が侵入し、製品の機能が損なわれます。
一度開封した装置を再び閉じて開封前の状態に戻すことはできません。開
封された装置は使用済とみなし、保管できませんので、廃棄してくださ
い 7 章 ( 135 ページ)を参照。
酸素自己救命器は、 携行する前に毎回 / 毎日点検してください 3.3 章 ( 133
ページ)を参照。
本製品は使い捨て式です。
3.3
使用前の準備
点検作業を毎日行う必要があります。下記のいずれかの条件が満たされていな
い場合、酸素自己救命器は使用できません。
情報
i
i
酸素自己救命器が通常の範囲を超える負荷 (衝撃、圧力など)にさ
らされた場合は、下記の点検項目を直ちに実施してください。
以下の場合は、訓練を受けた人員が酸素自己救命器を修理できます:
酸素自己救命器をショルダーストラップまたはハンドストラップで携行す
る場合は、これらが支持リングに固定されていることを確認します。携行
用ストラップに擦り切れや破損が見られる場合は、交換してください。
のぞき窓が破損していないことを確認します。のぞき窓が破損していた
ら、交換してください。
以下で異常が発見された場合は、酸素自己救命器を使用せずに回収するか、ま
たは点検のために Dräger に送ってください:
酸素自己救命器購入時の状態を完全にたもっているか点検します。
シールが破損していないか点検します。
白い筋が見られるシールは不可です。白い筋はシールが破損していること
を示します。
ケースが閉じているか点検します。
開封具がロックされ、破損していないことを確認します。スナップが掛か
っていることを確認します。
密封ラインが破損していないか点検します。
ケースが変形していないか点検します (補足資料を参照) 。
ケースにひびや穴が見られないことを確認します。
のぞき窓からの点検:砂糖の結晶以上の大きさの黄色い破片が多数、のぞ
き窓領域に見え、振ると動くようであれば、酸素自己救命器の使用を中止
してください。
数年間にわたって携行している場合、黄色い粒子の層が薄く付着すること
は普通の現象で、機能性には問題ありません。
1
CE マークなし
Dräger Oxy 3000/6000 MK II
3.4
i
i
1.
2.
1
を使って定期的に練習
3.
!
湿度インジケータ(1)が茶色で
あることを確認します。酸素自
己 救 命 器 内 に 水 分 が 浸 入 す る
と、湿度インジケータが茶色か
ら青緑色に変化します。
酸素自己救命器をSANS 1737に
従って使用する場合は、摩耗防
止 ラ バ ー ケ ー ス が 取 り 付 け ら
れ、破損していないことを確認
します。
装着手順
情報
非常時に酸素自己救命器を誤って装着すると、逃げ遅れる原因とな
ります。
以下の手順は、必ず記載される順番で行ってください。
締め付けバンドが外れるまで開
封具を引き上げます。
ケース上部を取り外して捨てま
す。
開封を補助する方法:
完全に開いた開封具でふた
を持ち上げます。
または
ケースを密封ラインの高さ
で 折 り 曲 げ ま す。そ の 場
合、装置を床に寝かせて置
きます。ケースの上部およ
び下部の端を押します。
ネックストラップの黄色のルー
プを持ち、酸素自己救命器をケ
ースから引き出します。
警告
装置をケースから出す際に、呼吸用ホースを引っ張らないでくださ
い。
さもないと、 装置が破損し、 十分な呼吸用空気が供給されないおそれ
があります。
使用方法
1
00331209.eps
00431209.eps
00531209.eps
133