ST6
プロ用アナログモニタリングシステム - 取扱説明書
設置
電源
開梱したら、 まず選択した使用電圧が正しいか確認して ください。 セレクターで選択した電圧に応じて、 フューズも確認 (必要があれば交換) して く
ださい。 フューズの電流は使用する電圧により異なります (仕様書の表でフューズの特性を参照) 。
注意点 :
付属されている専用の電源コードを使用して、 本体を必ずアース接続して ください。 ご使用の電気システム (ブレーカー、 コンセン ト、 延長コード、 電
源ス トリ ップなど) と、 Solo6、 Twin6、 そしてとりわけSub12の消費電力との間に互換性があるか確認して ください
オーディオ入力の接続
XLR入力端子を介してオーディオ信号を入力します。 この端子にバランス信号源を接続し、 標準的な配線図を使用します。
1番ピン=グラウンド (シールド)
2番ピン=ホッ ト (正相)
3番ピン=コールド (逆相)
入力信号源がアンバランスの場合は、 コールド (3番ピン) をグラウンド (1番ピン) に繋げます。 この接続は通常ケーブルで行います。
オート ・ スタンバイ ・ モード
ST6シリーズのモニターには、 「 スタンバイ」 モードを搭載。 「 スタンバイ」 モードを解除するには、 オーディオ信号をモニターに送信し、 オーディオソー
スの音量を徐々に上げます。 約15分経ってもオーディオ信号の受信がない場合、 モニターは自動的に 「スタンバイ」 モードに切替ります。 「 スタンバ
イ」 モードでの電力消費は0.5W以下。 スタンバイモードセレクターでこの機能を解除することも可能です。
Sub12特有の接続 (図F)
ステレオ+サブウーファー (2.1または2.2) システムにおけるSub12の使用方法
Left IN : この入力端子は、 ソース機器 (ミキシングコンソールなど) の左出力を受信します。
Right IN : この入力端子は、 ソース機器 (ミキシングコンソールなど) の右出力を受信します。
Left OUT : この出力端子は、 2.1システムの左スピーカーに接続します。 その際、 Sub12のハイパスフィ ルターによりフィ ルタリングされた信号を拾い
ます。
Right OUT : この出力端子は、 2.1システムの右スピーカーに接続します。 その際、 Sub12のハイパスフィ ルターによりフィ ルタリングされた信号を拾
います。
LMF ( 低周波効果) におけるSub12の使用方法
LFE (低周波効果) : この入力端子は、 マルチチャンネル (5.1、 5.2、 6.1、 6.2、 7.1、 7.2など) でSub12を接続します。 LFE入力端子は低周波専用です。
位置
Solo6、 Twin6およびTrio6は、 ニアフィールド ・ スピーカーとして構想されているため、 リスナーに向けて1~3mの範囲内に設置して ください。 ミキ
シングコンソール上や専用のスタンドに設置することも可能です。 設置場所に関わらず、 リスナーの耳と同程度の高さにツイーターが来るような
設置を推奨いたします。 必要に応じて、 スピーカーを通常の置き方とは逆に設置し、 このルールと同様にツイーターを下にして置く ことも可能です
(図C、 D) 。
Solo6は環境に応じて、 垂直または水平に設置可能い (図C) 。 できる限りリスナーに向けて くださ。 どちらかと言えば、 垂直での設置を推奨いたし
ます。
Twin6はその着想から考えると、 水平位置でのリスニングに適していますが、 一部の特殊ケースにおいては垂直に配置することも可能です。 中域を
再生するのに、 スピーカーユニッ トの位置を選択できるスイ ッチがTwin6には備えられています (使用 – 調整 – Left/Rightミ ッ ドレンジドライバース
イ ッチを参照) – ( 図E) 。 その結果、 リスナーに対して 「バランス」 または 「ミラー」 設定を必ず選択します。
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