ること)はしないでください。小さい枝が
ソーチェンに絡まり、本製品を安全に操作
できなくなる場合があります。
注記:
小さい枝を切断する場合は、1 本ずつ作業し
ます。小さい枝(A)と(B)を切断してから、幹に近
い枝(C)を切ります。
(図 78)
1. 幹の右側にある枝を切断します。
a) ガイドバーを幹の右側に固定し、製品本体を木
の幹に当てます。
b) 枝の張力に適した伐採手法を選択します。 (図
79)
警告:
ない場合は、先にチェンソーの専門
家に相談してください。
2. 幹の上部にある枝を切断します。
a) 本製品を木の幹に当てて保持し、ガイドバーを
幹に沿って移動させます。
b) 押し切りで切断します。 (図 80)
3. 幹の左側にある枝を切断します。
a) 枝の張力に適した伐採手法を選択します。 (図
81)
警告:
ない場合は、先にチェンソーの専門
家に相談してください。
張力がかかっている枝を切断する方法については、「
力のある木や枝の鋸断 720 ページ 」を参照してくださ
い。
伐倒作業にあたって
警告:
木を切り倒すには経験が必要で
す。可能であれば、チェンソー操作のトレ
ーニングコースに参加してください。経験
を積んだ作業者の話を聞いて、知識を深め
てください。
安全な距離を保つには
1. 付近にいる人が、木の高さより 2.5 倍以上離れてい
ることを確認してください。 (図 82)
2. 伐倒前と伐倒中に、この「危険領域」内に誰もいな
いことを確認してください。 (図 83)
伐倒方向を計算するには
1. 伐倒させる必要がある方向を調べます。枝払いや
幹切りが簡単に行えるように、伐倒の方向を決めま
す。また、足場が安定し、安全に移動できる必要が
あります。
1951 - 001 - 23.09.2022
枝を切断する方法がわから
枝を切断する方法がわから
張
警告:
木が自然に倒れる方向に伐倒す
ると危険な場合や、それが不可能な場合
は、別の方向に倒してください。
2. 木が自然に倒れる方向を調べます。例えば、木の傾
きや曲がり方、風の方向、枝の位置や雪の重さなど
です。
3. 周辺に他の木、電線、道路、建物などの障害物がな
いか調べてください。
4. 幹に破損や腐敗がないか調べてください。
警告:
幹が腐敗していると完全に切断
する前に木が倒れる危険があります。
5. 伐倒中に折れて頭上に落ちてきそうな割れ枝や枯れ
枝がないかどうか確認してください。
6. 木が別の立木に向かって倒れないようにしてくださ
い。他の木に引っかかった木を外す作業は危険で、
事故の確率も高くなります。
には 720 ページ を参照してください。 (図 84)
警告:
伐倒作業では、切断作業の完了
後すぐにイヤマフを外してください。音
や警告信号が聞こえるようにしてくださ
い。
枝払いして退避路を確保するには
肩の高さから下の枝をすべて切り落とします。
1. 上から下に、引き切りで切断します。木が作業者と
本製品の間にあることを確認してください。 (図 85)
2. 木の周辺の作業領域から下草を払います。切り落と
した木材をすべて作業領域から除去します。
3. 作業場所に石、枝、穴などの障害物がないか確認し
てください。木が倒れ始めたときに退避路に障害物
がないようにしてください。退避路は、伐倒方向か
ら約 135 度の角度になるように取る必要がありま
す。
1. 危険領域
2. 退避路
3. 伐倒方向
(図 86)
伐倒するには
Husqvarna では、木を倒すとき、受け口を作ってか
ら、追いづる切りを行うことをお勧めします。追いづる
切りにより、正しいつるを作り、伐倒方向をコントロー
ルすることができます。
警告:
木の直径がガイドバーの長さの
2 倍を超える場合は、伐倒しないでくださ
い。これには、特別なトレーニングが必要
です。
引っかかった木を外す
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