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604 | EPS 205 | 製品の説明
他社製コンポーネント (ロバート・ ボッシュ社のような他の
メーカー製のコンポーネント)におけるユーザーによってあら
かじめ指定されたコントロールデータとテスト値の精度と妥
当性に関しては、ユーザーがすべての責任を負います。同
様に、ユーザーによる他社製コンポーネントの適切なテス
トも、ユーザーの責任において保証する必要があります。
¶
ロバート・ボッシュ社は、コントロールデータとテスト値の
不正確または不適切な設定やユーザーが他社製コン
ポーネントの不適切なテストから生じた他の結果無保
証、損害、コスト、およびその他の結果について何ら
補償と責任を負わないものとします。
¶
他社製コンポーネント (ロバート・ボッシュ社としての他
のメーカー製のコンポーネント) においてプリセットされ
た制御パラメーターは、、製造元からロバート・ボッシュ
社に知らされていなかったために、社内調査を基礎原
理として機能します。これは、したがってそれぞれの製
造元の工場出荷時設定に一致せず、調整されていま
せん。したがって、他社製コンポーネントにおけるプリセ
ット制御パラメーターの精度に関しては、ロバート・ボッ
シュ社は、保証しないものとします。
¶
ユーザーによる他社製コンポーネントの適切なテストは、
ユーザーの責任において保証する必要があります。ロバ
ート・ボッシュ 社はまた、制御パラメーターの不適切な
デフォルト設定によって引き起こされる可能性のある損
害、コスト、その他の結果に対する責任を負いません。
3.2
予測可能な誤使用
R
燃料噴射装置は、EPS 205でテストできません。
R
2 つの電磁バルブを持つオイル漏れの DHK または CRI
は、EPS 205ではテストできません。オイル漏れの DHK は、リタ
ーン接続がないことから検知することができます。
R
高圧ホースは、保護カバーの下でのみDHK/
UI、CRI、CRIN、CRI ピエゾのテストに使用できます。
R
ホースラインとアダプターケーブルは、延長や変更が禁止されてい
ます。
R
保護カバー接点は短絡しないでください。
R
純正部品のみを使用することができます。
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1 689 989 185
2018-03-24
3.3
前提条件
3.3.1
ハードウェア
R
EPS 205用の作業テーブルは、積載量 160 キロ以上であり、
固定され、ねじれに強く、安定したテーブルの天板を備えている必
要があります。テーブルの天板は、水準器を使用して水平に調整
する必要があります。
R
EPS 205用に十分な換気を確保するため、デバイスの背面
パネルと壁の間の距離は 30 センチ以上である必要がありま
す。EPS 205の背面と下部の換気グリルは、過熱を避けるために
閉じていてはいけません。
R
EPS 205は直射日光にさらさないようにします。ラジエーターなどの
熱の他の熱源はデバイスのすぐ近くには置かないようにします。
R
0.5 MPa から 0.8 MPa までに調整された空気圧による ISO
8573-1 に従った、乾燥し、フィルター処理された、きれいな、ま
たオイルフリーの圧縮空気調整用メンテナンスユニットとの圧縮空
気接続。
R
EPS 205 は、ISO 4113 に従ったテストオイルによってのみ動作
できます。
!
EPS 205では、ディーゼル燃料を決して使用しないで下さい。
!
テストオイルタンクのテストオイルは、オイルの残量表示のマークより
下がらないようにする必要があります。
R
EPS 205は、同梱のオイルパンに置く必要があります。オイルパン
の最小寸法は、30 × 570 × 720 mm (高さ x 幅 x 奥行)
です。オイルパンの最大の高さは 35 mm です。
R
EPS 205は、調整されたスポット電圧 ± 10%、および 50/60
Hz の電源周波数を備えた、接地した対称三相電源にのみ接
続します。
i
スプレーパターンテストのために、オイル蒸気用オイルセパレータを備
えた外部吸引装置をお勧めします。
i
3 オームまでのコイル抵抗を持つインジェクターはテストできます。
i
ボッシュ社によって承認されたプリンターのみを接続することができ
ます。
3.3.2
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EPS 205は、認可された、ディーゼルテストの訓練を受けた専門技術
者のみが操作できます。コモンレールインジェクター (CRI/CRIN) とピ
エゾコモンレールインジェクター (CRI ピエゾ) の検査とメンテナンスにお
けるユーザートレーニング *) をお勧めします。
AA トレーニングセンターによるユーザートレーニング
*)
Robert Bosch GmbH