に回してケーブルが後退してこないようにします。スプリングの損
傷を防ぐため、スプリングを緩め過ぎないでください!
ここで、ハウジングカバーのネジを取り外します。ウォームホ
イールカバーのネジを取り外し、カバープレートを取り外します。
特殊ペンチを使ってウォームホイールのリテーニングリングを外
します。フェザーキーに注意しながら、ハウジングからケーブル
ドラム(シャフト付きの完全形で)を引き出します。必要に応じて、
プラスチックチップハンマーを使ってウォームホイールを動かし、
シャフトを抜き取れるようにします。ハウジングとケーブルドラムの
間にある真ちゅう板を取り外します。ケーブルを完全に取り外し、
ドラムの固定部から取り外してハウジングの外に引き出します。
(B) 再組み立て/再取り付け:
真ちゅう板をシャフトに取り付けます。ウォームホイールをハウ
ジングに入れます。ハウジングに完全ユニット(スプリングとシャ
フトを取り付けたケーブルドラム)を入れ、シャフトをウォームホ
イールに押してはめ込みます(フェザーキーがウォームホイール
に対して正しい位置にあることを確認し、必要に応じてウォーム
ホイールを回して適した位置に調整してください)。これで、シャ
フトのリング溝が見えるようになっていることになります。シャフト
のリング溝にリテーニングリングをはめ込み、ウォームホイールカ
バーを付け直します。
ここでエンドレススクリュー(7)を使ってケーブルドラムを「+」方
向に回し、ハウジングの開口部からケーブルマウントが見えるよ
うにします。ハウジングの開口部にケーブルを通し、「ケーブル
の交換」の項に説明した手順でケーブルを取り付けてください。
エンドレススクリューを使って(17のソケットレンチを掛けます)ド
ラムを「+」方向に回し、ケーブルを巻き上げます。適切に巻き上
げられていることを確かめてください(溝の中にしっかりおさまっ
ていること)!スプリングを張り、作業負荷を調整します。
A
ケーブルドラムは決して開かないでください!交換したスプリング
を廃棄処分にするときは、関連の規制を守ってください。
A
警告:帯金またはリベットを取り外すとき、スプリングが跳ね出した
り飛び出したりして大けがの原因となることがありますのでご注意
ください!
ハウジングの交換
(C) 取り外し:
「(A) 取り外し」の項で説明した手順に従って、スプリングと
ケーブルドラムを取り外してください。スプリングが緩み過ぎると
機能を損なうことになりますのでご注意ください。サスペンション
を取り外します(「サスペンションの交換」の項を参照)。
(D) 再組み立て/再取り付け:
新しいハウジングにサスペンションを取り付けます(「サスペン
ションの交換」の項を参照)。
「(B) 再組み立て/再取り付け」の項に説明した手順でスプリ
ングとシャフトを取り付けたケーブルドラムの完全ユニットを取り
付けます。ケーブルが所定の溝の中にしっかりおさまって巻き上
げられた状態になっていることを確かめてください!
スプリングを張り、「作業負荷の調節」の項に説明した手順に
従って作業負荷をセットします。
サスペンションの交換
「安全サスペンション」スペアパーツキットには、ネジタイプのスプ
リングフック、ワッシャー、ボルトが含まれます。まず、ボルトから
スプリングフックを取り外し、ハウジングからボルトとワッシャーを
取り外します。新しいボルトとワッシャーを取り付けてから、スプリ
ングフックを付け直します。
有用な情報
C
www.desouttertools.com にログインします。
弊社のウェブサイトには、弊社製品、アクセサリ、スペア部品、印
刷物に関する情報が掲載されています。
JP
スペアパーツ
オーダー番号のない部品は、技術的な理由により個別に納品
できません。
Desoutter 純正の交換部品以外を使用した場合、ツール性
能の低下やより頻繁なメンテナンスにつながり、アトラスコプコの
判断ですべての保証が無効になる可能性があります。
Part no
6159948691
Issue no
3
Series no
A
Date
2015-07
Page
111