• センサーの一部変更や改造は絶対にしないでください。変更や改造はパフォーマンスおよび / または精度に影響を及ぼす恐れがあ
ります。
• 電子部品の破損や患者のけがにつながるおそれがあるため、Masimo センサーまたは患者ケーブルを複数の患者に使用したり、
再加工、修理、および再利用しないでください。
• 高酸素濃度により、未熟児が網膜症にかかりやすくなる場合があります。したがって、酸素飽和度のアラーム上限は、認められた
臨床検査基準と一致するよう注意して選択してください。
• 注意:センサー取り換えメッセージが表示されたり、モニタリング装置のオペレータ用マニュアルに記載の低 SIQ トラブルシューティン
グステップの完了後に低 SIQ メッセージが持続的に表示される場合は、センサーを交換してください。
• 注記 : センサーの X-Cal™ テク ノロジーによって、 不正確な測定値や患者モニタリングの予期しない損失のリスクが最小限に抑えられます。
センサーの患者モニタリング使用期間は最長 168 時間、または交換式テープ付きのセンサーの場合は最長 336 時間です。1 人の患者
に使用した後、センサーを廃棄してください。
取扱説明
A) 装着部位の選択
• 必ず、灌流が良好で、センサーの受光部窓を完全に覆うことができる装着部位を選択してください。
• センサーを装着する前に部位を清潔にし、乾かしてください。
RD SET Adt: 成人用センサー
30 kg 以上 利き手でない手の薬指もしくは中指で測定を行なうことを推奨します。
RD SET Pdt: 小児用センサー
10 〜 50 kg 利き手でない手の薬指もしくは中指で測定を行なうことを推奨します。
RD SET Inf: 乳幼児用センサー
3 〜 10 kg 推奨する装着部位は、足の親指です。代わりに足の人差し指または手の親指を利用することも可能です。
体重 10 〜 20 kg の患者の場合 - 利き手ではない手の薬指もしくは中指で測定を行うことを推奨します。
RD SET Neo: 新生児 / 成人用センサー
3 kg 未満 推奨する装着部位は足です。代りに、手の掌から手の甲にかけて使用することもできます。
40 kg 以上 利き手でない手の薬指もしくは中指で測定を行なうことを推奨します。
RD SET NeoPt/NeoPt-500:早産児用センサー
1 kg 未満 推奨する装着部位は足です。代りに、手の掌から手の甲にかけて使用することもできます。
B) センサーを患者に取り付ける方法
1. 袋を開封し、センサーを取り出します。センサーにバッキングがついている場合、取り外します。
成人 ( 体重 30 kg 以上 ) 用 Adt センサーおよび小児 ( 体重 10 〜 50 kg) 用 Pdt センサー
2. 図 1a を参照してください。 最初に受光部が設置できるようにセンサーを配置します。 指の肉厚部が指の輪郭と発光部窓を覆うように、
指先を点線上に置きます。
3. 図 1b を参照してください。粘着ウィング部を、一方ずつ指に押し付けます。正確なデータを得るためには、受光部窓が完全に覆わ
れている必要があります。
4. 図 1c を参照してください。発光部窓 (
ます。ウィング部分を、一方ずつ指に巻き付けます。
5. 図 1d を参照してください。正しく装着された状態では、発光部と検出部は垂直方向に整列した状態となります ( 黒線が一直線に並
びます )。必要に応じて、位置を調整します。
乳幼児 ( 体重 3 〜 10 kg) 用 Inf センサー
2. 図 2a を参照してください。センサーケーブルを足の甲に沿うようにして装着します。足の親指の肉厚部に受光部が位置するように
取り付けます。代わりに足の人差し指または手の親指を利用することも可能です ( 図示されていません )。
3. 図 2b を参照してください。 粘着ラップを親指に取り付けます。 エミッターは親指の指先に装着します。 正確なデータを得るためには、
受光部窓が完全に覆われている必要があります。
4. 図 2c を参照してください。発光部窓 (
うに設定します。正しく取り付けられているかことを確認し、必要であれば直します。
新生児 ( 体重 3 kg 未満 ) 用 Neo センサーおよび早産児 ( 体重 1 kg 未満 ) 用 NeoPt/NeoPt-500 センサー
2. 図 3a を参照してください。敏感肌の場合は、粘着部分にコットンやガーゼを当てることにより、粘着性を減少または除去すること
ができます。
3. 図 3b を参照してください。センサーケーブルを足首 ( または手首 ) の方に向けます。四番目の足指 ( または手指 ) と一直線になるよ
うに、足 ( 手 ) の底外側面に沿ってセンサーを取り付けます。正確なデータを得るためには、受光部窓が完全に覆われている必要が
あります。
4. 図 3c を参照してください。粘着 / フォームラップを足 ( または手 ) の底外側面に巻きつけ、発光部窓 (
することを確認します。粘着 / フォームラップを巻き付けてセンサーを固定するとき、受光部窓と発光部窓の位置がずれないよう注
意してください。
5. 図 3d を参照してください。正しく取り付けられているかことを確認し、必要であれば直します。
成人 ( 体重 40 kg 以上 ) 用 Neo センサー、乳幼児 ( 体重 10 〜 20 kg) 用 Inf センサー
2. 図 4a を参照してください。センサーケーブルを手の甲に沿うようにして装着します。受光部が指先の肉厚部分にく るようにセンサーを取
り付けます。センサーは足指に取り付けることもできます。 (図には示されていません)
3. 図 4b を参照してください。粘着ラップを指に巻きつけ、エミッターウィンドウ (
ウが指の反対側の受光部の位置と一致するように装着します。正確なデータを得るためには、受光部窓を完全に覆うように装着する必
要があります。
4. 図 4c を参照してください。センサーが正しく装着されているかを確認し、必要であれば直します。
C) センサーの患者ケーブルへの取り付け
1. 図 5a を参照してください。センサーのコネクタタブを正しく配置し、 「光る」接触面が上に向くようにします。患者ケーブルを正
しく配置し、カラーバーとフィンガーグリップが上に向くようにします。
2. 図 5b を参照してください。センサータブを患者ケーブルに、カチッという感触あるいは音がするまで差し込みます。正しく接続さ
れているか確認するためにコネクタをゆっくり引っ張ります。動きやすいように、テープを使ってケーブルを患者に固定すること
もできます。
D) 再装着
• センサーは、発光部と光検知部の窓がきれいで接着材がまだ皮膚に着くようであれば同じ患者に最接着してかまいません。
• 接着力がなくなった場合、新しいセンサーを使用してください。
注記 : センサーの装着部位を変更したり、センサーを再度取り付ける場合には、センサーを患者ケーブルから切断してください。
E) センサーを患者ケーブルから切断する方法
1. 図 6 を参照してください。センサーコネクタをしっかりと持って、患者ケーブルから引き抜きます。
注記 : 損傷を防ぐため、センサーコネクタを引っ張ってください。ケーブルは引っ張らないでください。
) が指の爪上部に来るよう配置し、センサーを指先の部分で折り返すようにして包み込み
) を足指の先端に合わせるようにし、発光部窓が指の反対側の受光部の位置と一致するよ
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) が検出部の反対側に位置
) を指の上部に合わせるようにし、エミッターウィンド
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