4.1.2 ベンチアライ ンメ ン ト (フ ッ トシェル装着時)
ベンチアライメ ン トにおける推奨(フ ッ トシェルを装着した状態)
足部サイズ (cm)
21–22
23–24
25–26
27–28
29–30
4.1.3 スタティ ッ クアライメ ン トの最適化
可能であれば、 L.A.S.A.R ( . ラザー) ポスチャ ーを使用して義足のスタティ ッ クアライメ ン トの調整を
行ってくださ い。 オッ トーボッ クの下腿義足および大腿義足のアライメ ン トの推奨をご確認くださ い。
4.1.4 ダイナミ ッ クアライメ ン トの最適化
角度変更やスライ ド調整をしながら、 前額面 (ML) と矢状面 (AP)の義足のアライメ ン トを最適にする
ことによ り、 正しいヒールコ ンタク トから前足部へのスムーズな体重移動と踏み返しがもたらされます。
下腿切断者の場合には、 立脚期に生理的な膝の屈曲が行えることを確認してくださ い。
4.2 ヒールウ ェ ッ ジの使用 方 法
注意
ヒールウ ェ ッ ジの使用時には、 膝に作用する力の変化によ り転倒する危険性があり ます。
ヒールウ ェ ッ ジを使用すると、 義足に荷重をかける立脚相での膝屈曲が促されます。 そのため、 立
脚相コ ン トロールを有していない膝継手などの場合はダイナミ ッ クアライメ ン ト調整には特に注意
してくださ い。
4.2.1 ヒールウ ェ ッ ジの装着
1C62 ト リ トンフ ッ ト ハーモニー付には2 種類のヒールウ ェ ッ ジが付属します。
• 柔らかいヒールウ ェ ッ ジ : 半透明
• 硬いヒールウ ェ ッ ジ : 黒色
装着者が、 ヒールの蹴り返しが柔らかい、 または立脚中期に膝が過伸展になると感じる場合、 同梱さ
れている2個のヒールウ ェ ッ ジの内1つを使用し、 ヒールの硬さを強く することができます。
4.2.2 ヒールウ ェ ッ ジの挿入
備考
オッ トーボッ ク社では、 最初にヒールウ ェ ッ ジを使用しないで試歩行することを推奨しています。
• ヒールウ ェ ッ ジを足部に付ける際には、 接着剤は必要はあり ません。
• ヒールウ ェ ッ ジ (図3-F) の方向を定めて挿入し、 ウ ェ ッ ジのロ ッ ク用窪み (図3-L) を近位および後
部方向に設置付けします。
• 義足の取付けスプリ ング(図3-D)と ヒールスプリ ング(図3-B)の間にヒールウ ェ ッ ジを後方からスライ
ド して設置します。
• ヒールウ ェ ッ ジのロ ッ ク用窪み (図 3-L) を、 取付けスプリ ングのかみ合せ留具 (図3-K) の周囲にし
っかり取付けるよう にして、 ヒールウ ェ ッ ジを適切に挿入します。
232
アライ メ ン ト基準線に対する
足部中心の前方位置
36 mm
39 mm
43 mm
46 mm
49 mm
差高 (cm)
幅狭
15
15
15
15 (27 のみ)
–
標準
–
10 (24 のみ)
10
10
10