毎週行うメンテナンス
•
スターター装置、スターターロープ、テンションス
プリングの状態を点検します。破損した部品はすべ
て交換してください。
•
スターター装置のエアインテークの状態を確認しま
す。エアインテークが詰まっている場合は、ごみを
取り除きます。
•
スパークプラグの外側を清掃します。スパークプラ
グを取り外し、電極ギャップを点検します。距離を
6 mm(0.024 インチ)に調節するか、スパークプラ
グを交換します。
•
インペラーのブレードを清掃します。
•
スパークアレスタースクリーンを清掃し、必要に応
じて交換します(触媒コンバータ付きのマフラーの
場合を除く)。
•
キャブレター周りを清掃します。
•
エアフィルターを清掃します。
毎月行うメンテナンス
•
スターターロープハンドルとスターターロープを点
検します。
•
燃料タンクを清掃します。
•
キャブレターとその周囲を清掃します。
•
インペラーのブレードを清掃します。
•
燃料系に亀裂やその他の損傷がないかを点検しま
す。必要に応じて交換します。
•
燃料タンク内の燃料フィルターを交換します。
•
すべてのコードと接続部を点検します。
•
スパークプラグを交換します。
•
エアフィルターを交換します。
毎年行うメンテナンス
•
スパークプラグを点検します。
•
キャブレターの外面とその周辺を清掃します。
•
冷却システムを洗浄します。
•
スパークアレスタースクリーンを点検します。
•
燃料フィルターを交換します。
•
燃料ホースに損傷がないかどうかを点検します。
•
すべてのコードと接続部を点検します。
50 時間ごとに行うメンテナンス
•
認定サービスセンターにマフラーの修理または交換
を依頼します。
アイドリング速度を調整するには
•
アイドリング速度を調整する前に、エアフィルター
に汚れがなく、エアフィルターカバーが取り付けら
れていることを確認します。
•
「T」マークの付いているアイドリング調節ネジ T
を使用して、アイドリング速度を調整します。
•
アイドリング速度が正しくなると、エンジンが全方
向にスムーズに動作します。
(図 31)
316
1. 速度を上げるには、アイドリング調整ネジを時計回
りに回します。
2. 速度を下げるには、アイドリング調整ネジを反時計
回りに回します。
スパークアレスタースクリーンに対す
るメンテナンスを行うには
ワイヤーブラシを使用して、スパークアレスタースクリ
ーンを清掃します。
冷却システムのクリーニング方法
(図 32)
冷却システムの部品をブラシで清掃します。
スパークプラグを点検するには
注意: 必ず、推奨されている種類のスパー
クプラグを使用してください。スパークプ
ラグの種類が間違っていると、本製品が破
損するおそれがあります。
•
エンジンのパワーが出ない、なかなか始動しない、
またはアイドリング速度で適切に動作しない場合
は、スパークプラグを点検します。
•
スパークプラグ電極に異物が付着するリスクを下げ
るには、次の手順に従います。
a) アイドリング速度が正しく調整されていること
を確認します。
b) 適切な燃料混合物を使用していることを確認し
ます。
c) エアフィルターに汚れがないことを確認しま
す。
•
スパークプラグが汚れていたら、きれいにしてから
電極ギャップが適切であることを確認します。
諸元 317 ページ を参照してください。 (図 33)
•
必要に応じてスパークプラグを交換します。
エアフィルターのメンテナンスを行う
には
エアフィルターのクリーニング方法
1. エアフィルターカバーを取り外して、エアフィルタ
ーを取り出します。 (図 34)
2. 暖かい石鹸水でエアフィルターを洗浄します。エア
フィルターは乾燥させてから取り付けます。
3. 十分に洗浄しても汚れが落ちない場合は、エアフィ
ルターを交換します。破損したエアフィルターは必
ず交換してください。
4. 本製品にフォームエアフィルターがある場合、エア
フィルターオイルを塗布します。エアフィルターオ
イルはフォームフィルターにのみ塗布します。フェ
ルトフィルターにオイルを塗布しないでください。
主要
237 - 009 - 16.12.2019