エアバック再設置または定期点検のために提出された場合、ベストは解体され、洗
浄作業を行います。
アウターAlpinestars 互換性スーツ/ジャケットのクリーニング
エアバックベストと一旦離したアウター
明書に沿ってクリーニングを行ってください。
保管
Tech-Air®
レースエアバックシステムは(エアバックベストとアウターAlpinestars'スー
ツジャケット)ハンガーに掛けての保存が最良の方法です。平坦に保管することも出来ます
が、その際には重いものや尖ったものとの接触をさけてください。
ックシステムは、湿気のない冷暗所 に保管し、直射日光を避けてください。マスタースイッ
チ(8)をオフの状態で保管してください。
エアバックベストだけを保管する場合、オリジナル包装内で保管するのが最適です。もしく
は、平坦に保管することも出来ますが、その際は重いものや尖ったものとの接触を避けてく
ださい。湿気のない冷暗所
に保管し、直射日光を避けてください。マスタースイッチ(8)
をオフの状態で保管してください。
警告!エアバックベストを高温の車内やその他高温の場所に置かないでください。
高温はバッテリーダメージを与えます。
警告! Alpinestars互換性スーツ/ジャケットについている作動フラップをハンガ
ーにぶらさげるために使用しないでください。作動フラップにコンタクトがある
と作動の可能性があります。これを避けるため、マスタースイッチ(8)のオフ、
スーツのメインジップが閉まっていることを確認してください。
閉めるだけで、ユニットがパワー受容状態になり、これがバッテリーの浪費の原因
となります。保管時にはLED 表示のどのライトも点灯していないことを確認してく
ださい。
運搬
Tech- AirTM システムは、UNの運搬法においては「非危険物」として分別されていますが、ユ
ーザーはエアバックの膨張にはインフレーター(点火装置)が内蔵されていることを知って
いる必要があります。 それゆえ、システムを安全に運搬しなければなりません。空輸の場合
でもエアバックベストは貨物として航空法に基づいて運搬されなければなりません。
空輸の場合は、ユーザーにはマテリアル安全データ表 Material Safety Data Sheet (MSDS)
をダウンロードし、携帯することを強くおすすめします。空港職員に常に提示できるように
してください。 Tech-Air® データポータル(17参照) においてダウンロードするか 、または
Alpinestars ディーラーにMSDS書類を申請してください。
注:全ての国が煙火装置の輸入を許可してるわけではありません。旅行の前に、ユーザーは訪
問国の担当機関に問い合わせをし、こうしたシステムの輸入の可否を確認してください。
15. メンテナンス、サービスと廃棄について
電子的に作動するこの衣料は極めて安全なシステムであり、その正確な作動のために適切な
取り扱いが必要になります。適切に取り扱われない場合、その機能の一部または全くの機能
を果たさない可能性があります。
メンテナンス
各使用の前に、ユーザーはTech-Air® レースエアバックシステム(Alpinestars互換性ス
ーツ/ジャケットとエアバックベスト)のすべてをチェックしてください。衣料に関し
てほんの少しでも何か兆候(破れ、穴、エアバック表面にしみ)や損傷が認められた場
合、Alpinestars の正式ディーラーにより更なる調査が必要になります。
衝撃後の調査
衝突後、以下の点を確認してください。
• 互換性スーツ/ジャケット レザースーツに穴がないか(革部分とストレッチ部分の縫製な
ど注意深く点検) LED 表示の3つの電気部分すべてが損傷を受けていないか
• Tech-Air® レースエアバックシステム: ベストに穴がないか、壊れた部分はないか、背中の
プラスチックプロテクター部、電子部品に衝撃はないか、エアバックが露出している部分がな
いか。
16 JP
RACE
Alpinestars互換性スーツ/ジャケットは商品の説
Tech-Air®レースエアバ
作動フラップを
警告!互換性スーツ/ジャケットまたはTech-Air® スーツシステムに上記のような
欠陥が見つかった場合、製品の点検をお受けください。その状態では2度目の衝撃
の際に保護作用を発揮しません。疑問があれば、 Alpinestars ディーラーのアド
バイスに従ってください。
重要! Tech-Air® レースエアバックシステムにも、互換性スーツ/ジャケットにも損
傷が認められない場合でも、2度目の衝撃(同じエアバックの2度使用)においてはエ
アバックのパフォーマンスは最初のパフォーマンスとの違いがある場合があります。
定期点検
事前にエアバック再設置のための返還がなかった場合、
低でも2年に1度必要です。エアバックが再設置された場合、再設置から2年の間に定期点検を
行 ってください。定期点検ではエアバックと他部品との装着性を詳細に渡って点検します。
点検はAlpinestars Tech-Air®ディーラーが直接に行います。 以下のような点検は定期点検の
一部として請け負われます。
• エアバックベストから全ての部品の取り外し 、ベストを洗浄
• 電子部品の診断と点検(適用可能なファームウェアのアップグレード)
• エアバックの装着および損傷点検
• システムのエアバックとベストへの再設置後、新製品アイテムとしての機能点検
アバックが使用されなかったとしても,点検は最低でも2年に一回を強くおすすめ
します。点検のインターバルは6ヶ月から1年を推奨します。
警告!点検や再設置がなく購入日もしくは最終点検日から2年が経過した場合、3
に見られるような作動、非作動の条件下で正常なシステム作動を行わない可能性が
あります。
重要!定期点検を行っても、購入後10年たった製品の作動に関しては3に見られるよ
うな作動、非作動の条件下で正常なシステム作動をAlpinestarsは 保証しません。
警告!エアバックベスト内にはユーザーが付け替えられる部品はひとつもありませ
ん。ユーザーはいかなる場合においてもベストの開閉、点検、解体、修正をしない
でください。エアバックにおけるすべての作業は Alpinestars もしくは公認サ ー
ビスプロバイダーによるものでなければなりません。守られない場合、深刻な傷害
や損傷が起こりえます。
重要!エアバックベストへのアクセスジッパー(3)は封印されています。 (3). この
シールドを切った場合、製品の保証が無効になります。
廃棄-Alpinestarsスーツ/ジャケットの場合
アウターThe outer Alpinestars' 互換性スーツ/ジャケットは地域により制定された廃棄
法に沿 って廃棄します。ヨーロッパ WEEE法においては, LED 表示は通常家庭用廃棄物と一
緒に廃棄はできません。表示部分は衣料部分から取り外し、電子部品リサイクルに沿って廃
棄処分してください。
廃棄–使用済みベスト
Aエアバックベストには電子部品が含まれます。ヨーロッパWEEE
部品は取り外し、リサイクルに沿って廃棄しなくてはなりません。エアバックベストの残り
部分と、使用済みのエアバックについては地域により制定された廃棄物法に沿って廃棄しま
す。
: 点火装置起動後のエアバックはシステムをオンにし、エアバック発火装置エラー
をチェックすることで、使用後ベストの確認ができます。赤いLEDランプ(11c)の
25回の 点滅で示されます。
RACE
Alpinestarsにおける定期点検は最
法においては、これら電子
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