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505Lチューブの装 着
チューブの装着は、 505Lポンプヘッドを使用する3つの考えられる方法について説明されます。
ほとんどの分注の場合や、 脈動の最小化が必要な用途では、 Watson-MarlowのダブルYシリコーンチューブエレメン
ト の使用を推奨します。 これらは正しい長さに予め形成されており、 位相がずれた2つの流れを1つの円滑な流れに
合流させます。 これらのエレメント はポンプヘッドに付属の差込み型保持ペグにはまります。
場合によっては、 供給源からポンプヘッドまで2つの別個のインレット チューブを設置することが好都合 かもしれませ
ん。 流体が特に粘性であり、 1つのインレット チューブだと流量が制限される場合や、 ポンプが供給源の槽から離れて
おり、高 速 で運 転 している場 合 に、このような 方 法 が推 奨 されます。ツインインレット チューブを固 定 するには、
Watson-Marlowからチューブクランプセット が利用可能です( 最寄りのWatson-Marlow代理店までお問い合わせく
ださい) 。
505Lは、 2つの完 全 に別 個 のチューブを備 えた、2チャネルかつ6ローラの精 密 ポンプヘッドとしても 使 用 できます。
チューブクランプセット は、 吸込側および吐出側の両方が固定できるように、 チューブの適切な各サイズのための2つ
のクランプを含みます。 このように使用される場合は、 位相がずれた2つの流れの組み合わせによる円滑化から流れ
が恩恵を得ず、 チャネル間のわずかな差が流量に見られることに注意が必要です。 吸込チューブおよび吐出チュー
ブの長さを同じに維持することで、 この差が最小化されます。
14.1
505L: ダブルYチューブエレメント の取り付け
全サイズの標準エレメント を使用する場合:
ポンプヘッドの両側の2つのレバーを持ち上げ、 ト ラックを取り外します。
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チューブエレメント をわずかに引っ張り、 ポンプヘッドのどちらかの側のマッシュルームペグの上にハします。
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ト ラックを元の位置に戻し、 2つのレバーを閉じて固定します。
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編組アース線がト ラックおよびポンプヘッド本体の両方にしっかりと固定されていることを確認します。
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PB0379:m-505atex-ja-04