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注意
EX3 ステッパーの特定の部品は、意図的に自由に動くようになっています。電気的に接地されていない部品に静電放電が発
生し、EX3 ステッパーの内部の電子部品の動作を妨害することがあります。ユーザーは、このセクションに記載された操作
上の注意に従ってください。
警告
EX3 ステッパーは、医療従事者による使用のみを意図しています。本機器は、無線妨害を引き起こしたり、近くにあ
n
る機器の動作を妨害することがあります。EX3 ステッパーの方向また配置を変更したり、ステッパーのある場所を
シールドするなど、軽減対策が必要となる場合があります。
電磁波耐性レベルの正当化:本デバイスは、静電放電(ESD)に関して特別な注意が必要です。本デバイスは、+/-
n
4kV ESD の電磁波耐性レベルに適合しています。EX3 ステッパーへの静電放電が発生し、位置インジケータの接続が切
れることがあります。デバイスの接続が切れると、画面にエラー メッセージが表示され、エンコーダの位置が無効に
なります。この問題が発生した場合、オペレータは EX3 を開始位置に戻し、制御プログラムを再初期化して継続する
必要があります。その後、処置を再起動することができます。
ESD エラーが発生する可能性を低減するには、以下の注意事項を守ってください。
EX3 ステッパーを作動する前に、ステッパーのベースと処置台に触ります。これにより、帯電が低減され、静電
l
放電の可能性が低くなります。
合成繊維やカーペットは電気絶縁材料であり、その表面に静電荷を保持します。EX3 ステッパーを使用する場所
l
では、これらの材料の使用を最小限に抑えてください。
非常に低い湿度も、静電荷の帯電に寄与します。EX3 ステッパーは、相対湿度が少なくとも 20% に維持される、
l
温度/湿度が管理された環境で使用してください。
CIVCO から提供された交換部品でないものを使用すると、電磁放射の増加または EX3 ステッパーの電磁波耐性の低下
n
につながる恐れがあります
EX3 ステッパーは、他の機器の近くで使用したり、他の機器と積み重ねたりしないでください。隣接した使用または
n
積み重ねての使用が必要な場合は、EX3 ステッパーを観察して、使用される設定で正常に動作することを確認してく
ださい。
表 1
ガイダンスおよび製造業者の声明 – 電磁放射
EX3 ステッパーは、以下に指定された電磁環境で使用することを意図しています。EX3 ステッパーの顧客またはユーザー
は、本デバイスがこのような環境で使用されることを保証する必要があります。
放射試験
RF 放射
CISPR 11
RF 放射
CISPR 11
高調波放射
IEC 61000-3-2
電圧変動/
フリッカー放射
IEC 61000-3-3
適合性
電磁環境 – ガイダンス
EX3 ステッパーは、内部機能のためのみ RF エネルギーを使用します。従っ
グループ 1
て、RF 放射は非 常に少ないので、近くにある電子機器に電波 妨害を引き
起こす可能性は低いです。
クラス A
EX3 ステッパーは、一般住宅および一般住宅 用の目的で使用される建物に
該当なし
電力を供給する公共の低電圧電源ネットワークへ直に接続 された施設以外
のすべての施設での使用に 適しています。
該当なし
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EX3ステッパー