ヒストグラムについて
暗
ヒストグラムの左右両端には、白または黒100%のデータ*しか存在しません。よって後でパソコンに
取り込んで補正しても、つぶれた部分の再現は不可能だということになります。撮影前にヒストグラ
ムを確認することにより、このような画像の状態を前もって知ることができます。
*正確にはカラー画像の場合RGBで表されるので、白はR255、G255、B255、黒はR0、G0、B0
リアルタイムヒストグラムは、その時に液晶モニター/ファインダーに表示されている画像 (ライブ
●
ビュー画像) のヒストグラムを表します。よって、ライブビュー画像と撮影される画像の明るさが異
なる場合 (フラッシュ発光時、自動感度アップ機能により暗中でモニターが自動的に白黒になってい
る時、MモードでMの色が赤くなっている時 (本使用説明書P.7) ) は、撮影後にヒストグラムを確認
してください。
被写体の状況や画像処理により、リアルタイムヒストグラムと後のヒストグラムに若干の差が生じ
●
ることがあります。
このカメラのヒストグラム (輝度分布) では、どの明るさの画素が
画
どれだけ存在するかを知ることができます。ヒストグラムの横軸が
素
数
明るさ (左端が黒、右端が白) 、縦軸が画素数を表します。露出補正
をかけると、ヒストグラムもそれに応じて変化します。下はその一
例です。
明
+側に
露出補正を
かける
+側に露出補正をかけ
ると画面全体が明るく
なるので、ヒストグラ
ムが全体に明るい方
(右側) にずれます。−
側だと逆にずれます。
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