6. [Sample (サンプル)] が表示されたらそれをクリックして、サンプル
の採取を開始します。
7. [Status (ステータス)] の値が [Count (カウント)] から [Stop (停止)] に
変わったら、各チャネルの負荷抵抗器前後の電圧を測定します。ま
た、 ディスプレイに表示される各チャネルのカウントも書きとめてく
ださい。
8. 次の式を使用して、 表示されたカウントから予想される電圧を計算し
ます。電圧の測定値と計算値が一致することを確認してください。
電圧 = (((SC ÷ FC × 16) + 4) ÷ 1000) × RL
各変数は以下のとおりです。
SC = サンプル期間終了時のサンプルカウント
FC = フルスケールチャネルカウントセットアップユーティリティソ
フトウェアのアナログ設定を参照してください。
RL = 負荷抵抗器の値 (オーム単位)
フルスケールチャネルカウントが 1000 で、100、250、および
500
オームの抵抗器を使用した場合の予想される出力電圧を表 5
示します。
9. 再度テストを行う場合は、手順
10. [Status (ステータス)] の値が [Stop (停止)] から [Count (カウント)] に
変わったら、 サンプルプローブに一時的にカバーをかけて流量アラー
ムを発生させます。
11. 流量アラームが発生しているときに、 各チャネルの負荷抵抗器前後の
電圧を測定します。
12. 次の式を使用して、 予想される電圧を計算します。電圧の測定値と計
算値が一致することを確認してください。
電圧 = < (0.002 × RL)
変数は次のとおりです。RL は負荷抵抗器の値 (オーム単位)
例: 100 オームの抵抗器の場合、電圧は 0.20 V 未満になります。
13. サンプルプローブのカバーを取り外します。
14. [Basic Setup (基本セットアップ)] タブで、設定を前の値に戻します。
15. [Save Settings (設定の保存)]をクリックします。
7
~
8
を実行します。
表 5 100、250、および 500 オームの抵抗器での出力電圧
サンプルカウント
0
100
200
300
400
500
600
700
800
に
900
1000
Modbus RTU プロトコルを使用する RS485 シリアル出
力
RS485 Modbus 通信オプションを備えた装置は、業界標準の Modbus
RTU プロトコルを使用します。この通信モードでは、一連のレジスター
が測定結果と動作パラメーターに関するデータを保持します。
ModbusTCP 接続が確立されると、 Modbus レジスターマップ内のすべて
の設定オプションを使用できるようになります。Modbus レジスターマ
ップについては、 当社の Web サイトを参照してください。Modbus RTU
プロトコルを使ってこれらのレジスターを通じて装置と通信するための
ドライバーを記述します。
RS485 シリアルネットワーク回路では、最大 32 台の装置および制御用
コンピューターと通信することができます。1 度に 1 台の装置のみがデ
ータを伝送することができます。各装置は固有の装置アドレスを持って
いる必要があります。
100 Ω
250Ω
500Ω
0.40 V
1.00 V
2.00 V
0.56 V
1.40 V
2.80 V
0.72 V
1.80 V
3.60 V
0.88 V
2.20 V
4.40 V
1.04 V
2.60 V
5.20 V
1.20 V
3.00 V
6.00 V
1.36 V
3.40 V
6.80 V
1.52 V
3.80 V
7.60 V
1.68 V
4.20 V
8.40 V
1.84 V
4.60 V
9.20 V
2.00 V
5.00 V
10.00 V
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