パルス通信を備えた装置には、 2 つのパルス出力チャネル (Ch 1 と Ch 2)
があります。チャネル 1 は、チャネル 1 の粒子サイズが検出されたとき
にパルス信号を送信します。チャネル 2 は、ユーザーが選択したチャネ
ルサイズが検出されたときにパルス信号を送信します。
パルス通信には、アクティブなアラームが存在すると低から高になるス
テータス出力信号が含まれます。パルス通信は、ネットワーク構成では
使用できません。
パルス通信装置のネットワークアドレスは 1
ページの 104 を参照してください。
パルス信号は、次のいずれかのカウントモードで送信できます。
• 差分モード (デフォルト) - 粒子が 1 番目と 2 番目のチャネルサイズし
きい値の間である場合に、 チャネル 1 で信号が送信されます。粒子が、
ユーザーが選択したチャネルサイズしきい値よりも大きい場合に、チ
ャネル 2 で信号が送信されます。
• 積算モード - 粒子が 1 番目または 2 番目のチャネルサイズしきい値よ
りも大きい場合に、チャネル 1 で信号が送信されます。粒子が、ユー
ザーが選択したチャネルサイズしきい値よりも大きい場合に、チャネ
ル 2 で信号が送信されます。
に設定します。表 6
図 9 差分カウントモードと積算カウントモードの例
1 カウンターから送信されたパルス
信号
2 差分モードと積算モードでのデー
タ転送
3 チャネル 2
手動操作
装置を手動で操作するには、PC に直接接続するか、LAN 経由で接続し
て、セットアップユーティリティソフトウェアを使用します。
1. SetupUtility.exe ファイルを実行して、セットアップユーティリティ
ソフトウェアを起動します。
2. [Data Display (データ表示)] タブを選択します。表示されるデータに
ついては、図 10
を参照してください。
3. ボタンを使用して装置を操作します。
注 : ボタンは、システムのステータスに応じて変わります。
オプション
説明
Monitor (監視)
更新されたデータがリアルタイムかつ連続的に表
示されます。
Stop Monitor (監視停
表示されるデータが変更されなくなります。
止)
4 チャネル 1
5 差分カウント - 0.3 µm 粒子 x 1、
5.0 µm 粒子 x 2
6 積算カウント - 0.3 µm 粒子 x 3、
5.0 µm 粒子 x 2
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