手順 7:電源の接続
ラボ型およびポータブル型分析装置に電源コードを接続します。オンラ
イン型分析装置に AC コンジットを配線する場合、分析装置の『操作お
よび保守マニュアル』をご覧ください。手順 11までは、電源を入れない
でください。
手順 8:プリンタ (オプション) の接続
プリンタ (Citizen CD-5500Aまたは Epson TM-7220D) を接続します。
1. プリンタ ケーブルの USB ホスト コネクタを、分析装置の USB ホス
ト ポートに接続します。
2. ケーブルの USB デバイス コネクタをプリンタに接続します。
3. プリンタと分析装置の接続設定は、手順 12 で行います。
手順 9:iOS システムの設置
(ポータブル型またはオンライン型分析装置
を、オンライン測定に使用する場合)
注記:
Sievers オートサンプラーを使用する
場合、このセクションは必要ありません。代
わりに、Sievers オートサンプラーの『ユー
ザー ガイド』を参照してください。
1. 分析装置の電源が停止した状態で、電源コ
ードがコンセントから取り外されているこ
とを確認します。
2. サンプル給水ラインのバルブが閉まって
いる(給水が止まっている)ことを確認
します。
3. 外径 1/4 インチの PFA 注入口チュー
ブ (インライン フィルター付き) を iOS
システムのサンプル注入口 (A) に接続
し、9/16 インチ両口スパナでナットを締
め付けます。締め過ぎないようにしてく
ださい。
4. ツーストリームオプション (M5319 C オン
ライン型のみ) の場合は、別サンプルの注
入口チューブを 2 番目のサンプル注入口
に接続します。
5. 廃液チューブの一方の端を廃液出口継ぎ手
(B) の上にスライドさせ、排水が重力により排出されるようにチュー
ブの位置を合わせます。
6. ステンレス配管がサンプル注入口に接続していることを確認し、iOS
システムへの水の流れを作っているかを確認します。
7. 流量を測定しながら、流量調整ネジ (C) を用いて 50 ~ 300 mL/min
に調整します。
手順 10:廃液出口の接続
(ラボ型またはポータブル型分析装置をグラブまたはオートサンプラーに
接続して用いる場合)
1. 7/16 インチの両口レンチを用いて、廃液ポートに接続されているナ
ットを外します。
2. 廃液ポートに外径 1/8 インチのプラスチック廃液チューブを取り付
け、次に、7/16 インチ両口スパナを用いて、しっかりと締め付けま
す。
3. 排水が重力により排出されるように、ホースの位置を合わせます。
手順 11:DI 水ポンプのプライミング
注記:DI 水リザーバーは手順 5 で補充されており、この段階
で DI ポンプへのプライミングの準備が整っています。
1. 樹脂カートリッジが Prime 位置 (手順 5) に接続していることを
確認します。
2. 電源スイッチをオンにして、分析装置を180 分間、放置します。
3. 180 分後、ホーム (Home) 画面でシステムをシャットダウンし、
次に、分析装置の電源スイッチをオフにします。
警告:
分析装置のオペレーティング システムが破損する可能性を避け
るために必ず、分析装置の電源スイッチをオフ (Off) 位置に切り替え
る前に必ず、分析装置のホーム (Home) 画面でシステムをシャットダ
ウンしてください。
1. リザーバー水の水位を確認して、水面がリザーバー上部のすぐ下
に位置しているかを確認します (カー
トリッジ内の樹脂の色は黒色のはずで
す)。
2. 仮に、リザーバーの水位が低い場合、必
要に応じて 脱イオン水を補充してくだ
さい。プライミングを再び行う必要はあ
C
りません。
3. DI 樹脂カートリッジを運転 (RUN) 位置
に接続します。カートリッジの端が固定
されているかを確認します。
4. 分析装置のドアを閉じて、留め金を掛
ける (オンライン型)、あるいはパネル
A
を元に戻します (ラボ型およびポータ
B
ブル型)。
手順 12:基本的な分析装置の設定
分析装置を供用する前に、保守 (Maintenance) 画面の消耗品
(Consumables) タブで試薬の設置を記録します。該当する酸 (Acid)
または酸化剤 (Oxidizer) セクションで、更新 (Renew) を押します。
タッチスクリーン上でオプションのセキュリティー (パスワード保護
または DataGuard) を含むさまざまな基本除法を設定します。分析装
置の移動、または操作環境を再設定しない限り、これらの設定の大部
分は変更する必要はありません。
手順 13:分析装置のフラッシュ洗浄
これらの手順を用いて、試薬シリンジをフラッシュ洗浄します。
iOS
分析装置内部に残ったサンプルをリンスする場合は (低 TOC 用途向け
オプション)、方法について分析装置の『操作および保守マニュアル』
を参照してください。
試薬シリンジをフラッシュ洗浄するには
1. 脱イオン水が連続して供給される状態、または脱イオン水が入っ
た大きなフラスコ (1,000 ~ 2,000 mL)に接続します。
2. 分析装置の電源を入れます。
3. 保守 (Maintenance) 画面で、詳細 (Advanced) タブを選択しま
す。
4. シリンジ フラッシュ (Syringe Flush) を押し、画面の指示に従
ってください。
5. システムをシャットダウンし、電源スイッチをオフにします。
手順 14:Sievers オートサンプラーの接続
(ラボ型およびポータブル型 TOC 分析装置のみ)
Sievers オートサンプラーを使用する場合は、このステップで接続を
行います。完全な設置方法については、『Sievers オートサンプラー
設置ガイド』を参照してください。www.sieversinstruments.com。
からダウンロードしてください)
クイック スタート ガイド
M-Series Quick Start Guide DQS 77000-02 MUL Rev A
運転 (RUN) 位置
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