91
コミッショニング
91.1
光軸調整
91.2
使用条件の確認
8020346.19RH / 22.12.2020 | SICK
Subject to change without notice
WTB16P: センサを対象物に合わせて光軸調整します。赤色の投光軸が対象物の中
央に照射されるように位置決めします。センサの光開口部 (フロントカバー) を遮
るものが全くないことを確認してください
WTB16I: センサの向きを対象物に合わせます。赤外線 (不可視) が対象物の中央に
照射されるように位置決めします。光軸調整が正しいかどうかは、 LED 表示灯によ
ってのみ確認できます。参照 図 85、図 86、表 2、表 45 および表
開口 (フロントカバー) が全く遮らぎられることがないよう注意してください。
表: 方向調整
図 85: 光軸調整 1
WTB16 は背景抑制機能付きリフレクタ形光電スイッチです。検出対象物の反射率
と、その後ろに背景がある場合にはその反射率に応じて、設定した検出距離 (x) と
背景間の最小距離 (y) を維持する必要があります。
使用条件の点検: 検出距離と対象物または背景までの間隔、ならびに対象物の反射
率を対応する図 [図 5 と 7 を参照] と照らし合わせます (x = 検出距離、y = 設定し
た検出距離と背景 (白、90%) 間の最小距離) 反射率: 6% = 黒 1、18% = グレー
2、90% = 白 3 (DIN 5033 に準拠した標準白を基準とした数値)。当社では、反射
比が低い対象物を使用して設定を行うことを推奨しています。
背景抑制用の最小間隔 (= y) は、 図 [
できます:
例: x = 400 mm、y = 25 mm。つまり設定された検出距離からの間隔が 25 mm よ
り大きい場合に背景 (白、90%) が抑制されます。
コミッショニング
[参照 図 85 図
86]。
図 86: 光軸調整 2
図 87
1] に基づいて以下の通り求めることが
91
4。センサの光
119